Pavlovo Posad社のロシア製ストールの柄からロシア見聞記
以前に、mewYuウェブサイトにて販売中の伝統的な柄のプラトーク(ストール)をご紹介しました。今回はちょっと個性的な図柄のプラトークをご紹介します。
上の段は動物柄で、左から猫、犬、猫、孔雀(?)で、下の段は左からロシア正教のイコン、ユリ、サンクトペテルブルクの代表的な建造物、最後は・・・古き日本のイメージでしょうか。
こういった個性的な柄でも首にぐるぐるっと巻いたり結んだりすると、図柄というよりは色味での印象が強くなります。好きなタイプの柄でも普段は自分のキャラではないし…と避けるようなものでも、人目を忍んでこっそり冒険なんて言うこともできそうです。もちろん個性的な柄を活かしたコーディネートでさらに個性を出しておしゃれを楽しめそうです。
因みに写真の8種類の柄は私の好みというわけではなく、柄を選んでいるときに、悪い意味ではなく、えっ?!と2度見したものです。
プラトークの柄で猫が描かれたものを割と多く見かけます。ロシア人の猫好きは有名なのでしょうか?エルミタージュ美術館に住む猫について書かれた記事を読んだことがあります。私の印象では猫好き犬好き半々の気がします。基本的にどの住居でも動物を飼うことは禁止されていないようで、賃貸の場合にはオーナーさんによるようです。乗り物やお店などでも特に禁止されていなさそうです。アパートのエレベーターで犬と一緒になることがかなりの確率であるので、それだけ犬を飼っているお宅が多いのではないかと思っています。
プラトークの動物にしても、リアルというよりは少しキャラクターのような感じで書かれていますが、以前にバースデーカードを選びに行ったとき、私は真っ先に、キラキララメの散らばるバラなどのお花が描かれた華やかで綺麗なものを選ぶと、一緒にいたロシア人に、そういうのはお母さん世代以上の人用だからもっと違うのが良いとアドバイスをいただき、一緒に選んでもらうと、すべてキャラクターのような犬・猫・ハリネズミ・フクロウ・カエルなどの動物や女の子やリボンが描かれているものでした。ここサンクトペテルブルクではしばしば昭和を感じます。女性の服装は驚くほど体にフィットさせたようなセクシーというかなんというか・・・な感じも多いのですが、年代問わずピンク率高めでもあります。そして、SNS用でしょうか、みなさんよく写真を撮るのですが、その時のポーズが、横向きまたはちょっと斜め向き、時にはさらに前側の足を爪先立ちにして膝を曲げるのです。なんかちょっとお母さん達の集合写真で見たことあるポーズに似てるなぁといつも思うのでした。だいぶプラトークの話から脱線していますが、ついでにもう一つ。インスタグラムなどの写真を見ると、日本人の投稿写真は風景や食べ物、動物などが多いのですが、ロシア人の写真は基本的にセルフィーなど自分が写っているものが圧倒的に多く、一般人女性でも下着姿とかほぼ何も着ていないだろうとか明らかに何も着ていなくてちょっと隠してる程度の写真などもたまに見かけます。あらあらパンツ見えてるけどいいの?……いいみたいです。
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