ロシア・サンクトペテルブルクの乗り物事情 エレベータとパーキング
前回に引き続き乗り物関連で、今回はエレベータとパーキングについてご紹介したいと思います。
私が初めてロシアの国土に足をついたのは、モスクワに行くためのトランジットでノボシビルスクの空港でした。小さな空港で、あまり電気も点いていなくて、薄暗くて、お店も見当たらなくて、全体的にグレーで、なんか、想像通りのソ連を感じるロシアでした。その後モスクワに到着すると、そこは外国によくある大きく明るい国際空港で人もたくさんいました。
タクシーでホテルへ移動。アンティーク調の素敵なホテルでした。チェックイン後、いざエレベータでお部屋へ。初めてのロシアのエレベータでした。んん?これは業務用?が第一印象でした。
大小2機のエレベータが並んであり、右が大人数用で左が少人数用でした。▲マークの上へ行くボタンを押して待つと、大きいほうのエレベータが開きました。横に長い!やっぱり業務用?
これが忘れもしない私の初めての「ロシアの驚いたこと」でした。
滞在期間中、大小両方ともに載る機会がありましたが、小さいほうは大人が3人も載ればギュウギュウといった大きさで、大きな外国人の方とご一緒させていただくと、もう二人でも身動きしずらくじっと到着待つのみでした。
この写真はアパートのエレベータですが、モスクワのホテルもほぼ同じ形態でした。そして多分これがスタンダードのようです。近代的な新し目のビルやマンションのエレベータは日本の物とあまり変わりなく縦長のものもあります。冒頭の写真のような団地みたいな住居用建物のエレベータは、各入口(ワンフロア3~4戸で一つの入り口になっています。)に小さな方のエレベータが1台ついています。内側がスチールではなく木のものもあります。多分レトロです。
サンクトペテルブルク(だけではなさそうですが)では街中あらゆる道路が車だらけです。あっちもこっちも駐車だらけです。駐車前提なのか、国土が大きいからなのか、主要道路は片道3~5車線あり、一方通行の道路でもゆうに2車線分の広さはありますが、車一台通れる広さが残されて、両脇にはみっしり駐車されています。皆さん縦列駐車がすごく上手です。
大きなアパートの周辺では隙あれば駐車されています。それぞれの建物に駐車場(無料)が一応用意されている所もありますが、戸数に対して明らかに数が少ないです。地下駐車場や立体駐車場が用意されているアパートもありますが、家賃に対してかなり高い値段設定です。私が知っている限りでは、25000ルーブル(約35000円)の家賃で7500ルーブルの駐車場代です。32500ルーブルの家賃だと広くて良いアパートが借りられます。
ショッピングモールやオフィスビルなどには大きな駐車場がついているところが多く、入り口に守衛さんがいるところやパーキングメーターのあるところでは3時間まで無料などのようなっていて、それ以上は...料金表を見かけたことはありませんが、皆さんわりときちんと守っているようです。駐車料金を払うという観念は低そうです。多くの駐車場はたいてい無制限のようで、放置された車を見かけることもあります。
サンクトペテルブルクの道路では、ほぼ1日に1回以上の事故を見かけます。皆さん注意力散漫なのかせっかちなのか、ちょっとバンパーが傷つく程度の後ろからの追突事故は本当に多いです。日常茶飯事いつでもどこでも見かけます。そのお陰で大きな事故は少なく済んでいるのだと信じています。
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