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ハンドのコンボ(コンビナトリクス)を数えてみよう!

どうもNeluです!
今回はポーカーにおける重要な知識の一つコンビナトリクスについて紹介します。
マイクロステークスはコンボ数など数えれなくても勝てますが、ミドルステークスに上がるにつれて必須とは言わないまでもハンドレビューをする際に必要な概念であることは間違いがありません。

みなさんはコンボ数についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
私はなんとなく
『あぁコンボね、なんかポーカー上手そうな人は良く話してるよね、、』
っていうくらいであまりよくわかっていませんでした。

また、私が初心者の時に常連ぽい人が説法のように『ブラフコンボ足りてないでしょ』と言ってきてコンボ数を数えること自体あまり印象は良くなかったです。
読者の方はこの記事で理解しても間違ってもこうならないように、、、
アミューズで説法している人ほどダサい人間はいないです。

コンボ数の説法を受けた時の私

コンボ数の数え方については、ネット上に多くの情報があるのでこの有料記事部分では実際にハンドレビューのやり方と実際に焦点を当てます。
また、前提としてコンビナトリクスはプレイ中に正確に計算するものではなく、大まかな感覚でハンドの相対的な強さを推測するためのものです。
相手のハンド範囲を大まかに想定し、洞察を得ることがコンビナトリクスの本質的な使い方です。

コンボ数 (基礎)

ポーカーでは、ハンドのコンビネーションを数えることが重要です。たとえば、1つのスート(♠や♥など)には13枚のカードがあります(2からAまで)。4つのスートがあるため、ポーカーのデッキには52枚のカードがあります。

ポケットペアのハンドのカウント

ポケットペアの組み合わせを見てみましょう。
ポケットペアとは、同じ数字の2枚のカードを持っている状態です。
たとえば、A♠とA♥のような手です。
デッキにはAが4枚あり、その中から2枚を選ぶ方法を考えます。
これは「4枚のカードから2枚を選ぶ組み合わせ」で計算されるので6通りの組み合わせが存在します。

ポケットペア以外のハンドのカウント

結論から伝えるとAKのコンボ数の場合16コンボになります。
分解していきましょう。
デッキには4枚のA(A♠, A♥, A♦, A♣)があります。
同様に、4枚のK(K♠, K♥, K♦, K♣)があります。

AとKの組み合わせを作る場合、次のように考えます。

Aの4枚 × Kの4枚 = 16通り

これらの16通りには、同じスートのスーテッドの組み合わせ(4通り)と、異なるスートのオフスートの組み合わせ(12通り)が含まれます。
内訳

  • スーテッド(同じスートのAK):A♠K♠, A♥K♥, A♦K♦, A♣K♣ → 4通り

  • オフスート(異なるスートのAK):A♠K♥, A♠K♦, A♠K♣, A♥K♠, A♥K♦, A♥K♣, A♦K♠, A♦K♥, A♦K♣, A♣K♠, A♣K♥, A♣K♦ → 12通り

例題

Ahighボード(A♠8♥7♥)で相手が6MAXでUTGからAxのハンドをATsまでオープンしたSRP場合の相手がAヒットしているコンボ数を数えてみましょう。ボードのエースはなんでもいいですがスペードで考えます。
せっかくなので手元で練習で考えてみましょう!

出来たら下に進んでください


まずAKについてみていきましょう。
AとKがそれぞれ4枚ずつですが、A♠がボードに出ているので、
相手は残りのA♥, A♦, A♣の3枚しか持てません。
したがって、3枚のA × 4枚のK = 12コンボ

まずは簡単なスーテッドから

  • スーテッドのAK(AKs)

    • AKsはスーテッドなので、残りのAのスートを考慮します。
      A♠がボードにあるため、A♠K♠のスーテッドコンボは消える
      残りはA♥K♥, A♦K♦, A♣K♣の3通り。
      したがって、3コンボ

    • オフスートは残りの9コンボになります。

      これがAJまでは同じなので. 12 ×3で36コンボ
      ATに関してはスートまでしかオープンしないので3コンボ。
      計39コンボが相手がAヒットしているコンボ数になります。

初心者へのアドバイス

コンビナトリクスは最初は難しく感じるかもしれませんが、ポーカーにおける数学の基本的な要素です。
プレイ中にすぐに計算する必要はありません。
まずは手札の組み合わせの数を意識して、相手がどのような範囲のハンドを持っているかを推測する練習をすると良いでしょう。

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