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公金不正受給で絶賛炎上中のcolabo代表仁藤夢乃さんと埼玉県の繋がりを調べてみた

1.はじめに

公金の不正受給で、共産党と強い繋がりのあるcolabo代表仁藤夢乃さんが絶賛炎上している。今回は、そんな仁藤夢乃さんと埼玉県との繋がりについて調べてみた。なぜ埼玉県かというと、大野元裕知事が共産党の支援を受けていること、「埼玉県男女共同参画推進センター」がWBPC (若草プロジェクト、BONDプロジェクト、ぱっぷす、colabo)関連のイベントを多く開催しているからだ。

埼玉県庁のサイト右上にある検索欄に、上記WBPCの名前 を入力して検索すると、ポコポコ表示される。お試しあれ(´д`)

〈2023/06/10追記〉
暇空さんの本日公開の動画で、colabo側が生活保護費の不正受給を認めたことがわかったので、本稿のタイトルを、公金不正受給疑惑から公金不正受給に変更しました。

2.埼玉県男女共同参画推進センター

いきなり総本山である。
この「埼玉県男女共同参画推進センター」は、「with you」の名称で親しまれているらしい(知らんがな)。ただその実態をみてしまうと、私はこのセンターと一緒にいたくない、と感じてしまう。

仁藤夢乃さんは、2015年(平成27年)8月に、性暴力対策セミナー「女子高生と性被害 ~大人としてできること~」で講演している。

チラシをみると、埼玉県とさいたま市の共催となっている。

https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/192448/seibouryoku.pdf


さて、その埼玉県では、2022年9月に、県の共産党議員が仁藤夢乃さんとwebで懇談会を開いている。ここで仁藤さんは、「東京都と国からの補助金4600万円では足りない、2億円に増やして」と訴えたらしい。

いや2億円て… (゚Д゚)
おまえ、何様やねんw

写真とブログ記事によると、この懇談会のメンバーは以下の通りであった。

・前原かづえ
https://www.jcp-saitama-pref.jp/member/maehara
埼玉県議会議員 ふじみ野市・三芳町

・秋山もえ
http://moe-akiyama.com/
埼玉県議会議員 上尾市・伊奈

・馬場民子
日本共産党埼玉県議団事務局長

・安部里美
民青同盟

この懇談会の影響があってか、その後開かれた2022年9月の埼玉県議会の場において、共産党の前原議員が、埼玉県でもcolaboがやっているようなバスカフェをつくれ、と要求している。

令和4年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(前原かづえ議員)

行き場のない少女たちを、性的搾取から守れ - 若年被害女性等支援事業の導入を -

Q 前原かづえ 議員(共産党)

新宿や渋谷などには虐待や家庭不和など様々な事情で家に帰れず、一晩中さまよう少女たちがいます。彼女たちに最初に声を掛けるのは、少女たちを性的に搾取しようとたくらむ人たちです。
東京都の若年被害女性支援事業を受託する一般社団法人Colaboは、少女たちのために大型バスでのカフェを開き、食料や飲み物、生理用品などを提供し、今夜泊まる場所の相談に乗ります。代表の仁藤夢乃さんは、自身が家族と折り合いが悪く、1年のほとんどを歌舞伎町で過ごしていたという経験の持ち主です。彼女は歌舞伎町を歩き、あちこちに立っている少女に声を掛け、バスカフェの案内を渡していきます。つながった少女を児童相談所などの公的機関に同行し、緊急のシェルター、中長期用のアパート、長期用のシェアハウスを提供しています。Colaboは多数の方の寄附と公的助成金で運営されています。
埼玉にも行き場のない少女がいます。県民生活部長にお伺いしますが、少女たちを守るために本県において若年被害女性等支援事業を開始すべき考えますが、いかがでしょうか。
Colaboの悩みは、保護した後の少女の受皿です。Colaboの努力でシェルターやアパートを確保しているものの、やはり公的保護所の受入れ、拡充が求められています。
ハイティーンの少女を受け入れるためには、人権的配慮の問題があります。当県議団は以前、一時保護所の全裸での検査を取り上げました。今も入浴の際やカミソリを使ってのむだ毛処理にも監視がつき、刑務所よりひどいと感じた少女もいるそうです。
少女たちの人権に配慮し、一人の人間として扱うべきですが、福祉部長の答弁を求めます。
また、Colaboはこの間、東京の女性相談センターの一時保護所やシェルターに受入れをお願いしており、埼玉県でも是非受入れをしてほしいとのことです。しかし、スマホの利用禁止や学校への登校は不可など、一時保護所の規制が厳し過ぎます。これらはDV被害女性を守るために必要な規則であることは理解できますが、是非、埼玉県の婦人相談センターが若い女性たちに開かれた施設となってほしいと考えます。
県民生活部長に伺いますが、婦人相談センターの一時保護所を複数設置することについて、スマホの位置情報はオフにするなど守るべきルールを決め規制を可能な限り緩和すること、4か所ある婦人相談センター連携の民間シェルターを大幅に増設することなどを進めて少女たちの受入れを広げていただきたいのですが、いかがでしょうか。

県民生活部長は、「他県の事例や国の動向などを踏まえ、アウトリーチ支援を担える民間団体の育成のあり方について検討」すると回答している。こんなの絶対採用しちゃだめだって。税金が寄生虫みたいな団体に流れ、県民が不幸に陥ってしまう。まともな頭であれば採用するわけないと思うが、知事がアカイので心配である。

2023/04/05追記
前原かづえ議員は2023年4月の県議会選挙には出馬せず、伊藤はつみ候補者が代わりに出馬したみたいです。

2023/04/10追記
昨日の県議会選挙の結果、秋山もえ候補者は落選、伊藤初美候補者は当選しました。

3.その他各市町村

では県下の自治体ではどうか。私が把握した範囲で紹介してみる。

3-1.越谷市

2016年3月に、仁藤夢乃さんは、越谷市男女共同参画推進センターで講演をしている。テーマは「居場所のない十代」。

https://winet.nwec.go.jp/sisetu/industry/search/detail.html?pdid=38888

2020年7月発行の越谷市男女共同参画推進センターの会報誌「みてみて ほっと越谷」の「特集 生きづらさを抱える子どもたち」で、仁藤夢乃さん・colaboの活動が取り上げられている。

https://hot.koshigaya-center.jp/wp-content/uploads/mitemite/mit47.pdf

越谷市では、立憲民主党の市会議員がcolaboを支援しているようだ。

越谷市には、「NPO 法人男女共同参画こしがやともろう」という団体があり、ここもcolabo と連携していた。

3-2. 川越市

2016年10月、関東ブロック司法書士会協議会の市民講座にて、仁藤夢乃さんが藤田孝典氏とともに講演している。テーマはそれぞれ「子どもをとりまく貧困問題」「絶望社会を生き抜くリアル」だった。藤田氏と共演とは興味深い。

https://www.saitama-shihoshoshi.or.jp/wp/wp-content/uploads/2017/05/law_navi5-1.pdf

後援は、埼玉県・埼玉県教育委員会・川越市・川越市教育委員会 さいたま地方法務局・法テラス埼玉・NHKさいたま放送局 埼玉新聞・テレ玉・FM NACK5・J:COM川越とある。

3-3. 蕨市

市長が共産党の蕨市では、仁藤夢乃さんの講演会が2017年7月に開催されていた。

ちなみにcolaboの活動報告書によると、2016年にも「蕨市塚越コミュニティ委員会」で仁藤夢乃さんは講演していた。インターネットにはこの時の情報は残っていなかったが、主催はこのような団体だった。左派色が強い。

また、colaboの活動報告によれば、2021年度には、県立の蕨高等学校でも講演していた。市長が共産党なだけあって、他の自治体と比べて仁藤夢乃さんとの繋がりが深いようにみえる。

3-4. さいたま市

2019年11月、さいたま市の「さいたま市子ども家庭総合センター」にて、仁藤夢乃さんの「私たちは『買われた』展」が開催されている。

「しあわせなみだ」のブログ記事によると、運営は以下の通りであった。
後援には、仁藤夢乃さんと懇談した共産党女性県議会議員の選挙区である上尾市、東京新聞の名前があり、なんとなく腑に落ちた。

【共 催】
さいたま市子ども家庭総合センター指定管理者アイル・オーエンスグループ

【企 画】
Tsubomi(Colaboとつながる少女によるグループ)/(一社)Colabo

【後 援】
埼玉県、さいたま市、上尾市、埼玉県教育委員会、さいたま市教育委員会、(一社)埼玉県助産師会、東京新聞さいたま支局

3-5. 上尾市

上尾市は、共産党の県議会議員秋山もえさんの選挙区である。さいたま市での「私たちは『買われた』展」のプレイベントが、上尾市の聖学院大学で開催されていた。


4.まとめ

以上みてきたように、埼玉県と仁藤夢乃との繋がりは、東京都を除く他の道府県と比べて深いと判断できる。理由として、東京都を活動の中心地としているcolaboにとって埼玉県は地理的に近い、県知事も共産党の支援を受けているので活動がしやすい、県内に共産党の市長がいる(蕨市)、などが挙げられる。

また、colaboに限らず、WBPCのイベントを多数開催している「埼玉県男女共同参画推進センター」の存在も大きい。昨年(2022年)、共産党の県議会議員が議会の場において、「埼玉県でもcolaboのバスカフェをつくれ」と訴えたのは、他の自治体では類をみない。まさに今、東京都の次に埼玉県が、WBPCに攻略されているのだ。

東京都におけるWBPCの活動だけでなく、埼玉県においても、その警戒を緩めてはいけない。


99.おまけ

colabo活動報告書に記載のあった講演実績は以下の通りである。

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