【全文無料】8/15日以降のアナカラーダークネスについて 〜曲通風、ガヴェロストはどうなる?〜
こんにちは。常にアナカラーダークネスの事ばかり考えている、桔梗と申します。今回は8/15日から施行される新殿堂により環境が変わるだろうということで、アウトプットを兼ねてこれからのダークネスについてお話ししようと思います。
もくじ
1.これまでのダークネスについて
2.次環境でも強いデッキ、新しく流行るであろうデッキへの有利不利など
3.これからのダークネスはどうなる?
さっそく本題へ移りましょう。
1.これまでのダークネスについて
参考リストは以下の2つです。
今まで色々なカードを採用したアナカラーダークネスが各地で活躍してきましたが、その採用されているカード達にはある傾向があります。それはJO退化へのメタカードであることです。
アドバンス特有のメタゲームを、外部ゾーンに頼らずデッキパワーだけで歪ませた伝説のデッキ。文句なし、その名前に恥じぬ2019年の王。
主に『曲通風』や、ガイアッシュカイザーです。他にもJO退化対面には直接的なメタではないものの、キャンベロ以外の進化先や雪溶の鎖を枚数に関係なくハンデス出来る七王無き宮殿もその1つです。
勝太&カツキングやメンデルスゾーンを弱体化させたり、同型戦に置いて相手のデドダムを腐らせる事が出来る。が、しかし意外とあっさり対処されてしまうので、稼いだ時間を有効に使えるかを考えて採用、プレイをしよう。
ハンデスで時間を稼ぐかG・Sで止める事前提にはなるが、コイツを出せれば勝利は目前。他対面にも暴れの抑制として優秀。筆者のお気に入り
JO対面だけでなく、最速3t目に打てればドラゴン系のデッキにも大打撃を与えられるこのカード。別に最速でなくとも痛手であることに変わりは無いし、なんなら後から打った方が強い時もあるので扱いが難しい。あくまでメタカードなのを忘れずに
では次に、これらのカードの代わりにデッキから抜けた、もしくは枚数が減ったカードは何でしょうか?
それは
アナカラーダークネスの中ではカードパワーはtopクラス。軽量クリーチャー、オーラの多いこのデッキとは相性バツグン
そう、オリジナルフィナーレです。
JO退化もといアルカディアスモモキングが蔓延っている環境では、とてもじゃないですが使えませんでした。しかし、問題のJO退化が居なくなるとなれば話は別。搭載候補です。
これらのカードの採用理由を踏まえた上で、次にいってみましょう。
2.次環境でも強いデッキ、新しく流行るであろうデッキへの有利不利など
アドバンスで特有の立ち位置にいるアナカラーダークネスですが、次環境ではどうなるでしょうか。さっそく見ていきましょう。
まずは前環境Top、ガイアッシュ覇道から。
赤単に勝てて、尚且つドラグナーとも良い勝負をする(4cには有利寄り、5cには不利寄り)。
ドラゴン系のデッキに総じて言える事ですが、2t目に《メンデルス・ゾーン》を打たれるか打たれないかで勝率が大きくブレます。故に2tメンデルされたら不利、逆にされなければ有利です。それでも元々ハンデスが刺さる対面なので、ブレ込みで微有利くらいです。
次、誕生から今までアドバンス環境で戦い続ける生まれながらの凶戦士。4cドラグナーです。
ガイアッシュ覇道程ではないものの、赤単に勝てて、ガイアッシュ覇道や5cドラグナー対面も持ち前の爆発力で突破可能。ファンが多い
ここもガイアッシュ覇道と同じく、2t目の《メンデルス・ゾーン》の有無で勝率がブレ、ハンデスが刺さります。4cドラグナーはドラグハートを主軸に戦うデッキの為、《とこしえの超人》がかなり刺さります。加えてこのデッキは《流星のガイアッシュ・カイザー》の様なコチラの動きに対するカウンター手段が一切ない為、かなり戦いやすいです。この対面は有利と言って差し支えないでしょう。
お次は全国大会という特殊なメタゲームではあったものの、文句なしの大活躍を魅せた5cドラグナー 。
ネバーダクマやデブラにより、似たようなデッキと対面した時に優位に立てる。
このデッキは同型とアグロ系に勝つ為に完成されたデッキ。アナカラーダークネスは完全にメタ対象外なのでガイアッシュ覇道や4cドラグナー以上に有利です。
次は、JO退化の陰に隠れていた最速デッキ、赤単我我我です。
全ての対面に4〜6割を叩き出す、バケモノ平均勝率デッキ。トリガー?踏まなきゃ勝ちさ。
不利です。2〜3割対面。
勝つには先行を取るか、後攻であれば相手の1コスが無いのを願いながら適宜盤面と手札を捌きながら《流星のガイアッシュ・カイザー》を立てる必要があります。《GIRI GIRI・チクタック》や《轟轟轟ブランド》にあわせて《流星のガイアッシュ・カイザー》でカウンターしようにも、GSを上手く踏ませないと耐えられない上にそもそも盤面を返せないことがほとんどです。気合いで2t目にブーストして後はオーラ連打しましょう。
次のデッキは、再び環境に降臨した超新星。赤青アポロヌスです。
速度を捨て、確実な殺傷力を得た新たなアポロヌス。オリジナルとは違い、最強ムーブの通りが良い。
手札に抱えるコンボデッキの為、ハンデスの通りがとても良い。ハンデスで遅延して《流星のガイアッシュ・カイザー》を立てれば勝ちも同然。速度も4〜5t目が主で、基本的に手札1枚から1枚分のリソースしか生み出せないので有利対面です。
次のデッキは、クロニクルによって強化され再び環境に戻ってきたヤベー星。赤黒マゲです。
赤黒コマンド基盤が織りなす、2→5のマナカーブで発射される継続ハンデスやイーヴィルノヴァによる押し付けが強力なデッキ。受けもそこそこ硬く、昔からの根強い人気もあり最近になって入賞数が爆増中。
世論にて勝率がブレブレになるこの対面ですが、実際に対面してみてアナ闇有利寄りに感じました。アナ闇側のポイントとしては盤面を取るかハンデスするかの二択であったり、《とこしえの超人》を出すタイミングであったり。マゲ側で言えばどのタイミングで殴るのか、封印の外し方も重要になってきます。お互いに考える事が多かったです。アナ闇側としてはあまり盾に触らせたくないので、とにかく《乱罪 ダイパ殺デー》と《斬罪 シ蔑ザンド》で相手のリソースを枯らすことに集中し、相手の動きがなくなったところで《禁断機関 VV-8》と《S級宇宙 アダムスキー》のコンビで確実に仕留めにいきましょう。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の革命チェンジ、《時空の侵略 レッドゾーンX》の侵略といった踏み倒しを存分に使ってビートダウンしてくるので、《流星のガイアッシュ・カイザー》が有効です。ハンデスと除去を《絶望と反魂と滅殺の決断》で連打して耐久している間に《S級宇宙 アダムスキー》で山を削って勝利というのが1番の勝ちパターンでした。盤面に《SSS級天災 デッドダムド》を残しすぎると、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の禁断爆発に対処出来なくなるのでそこだけ注意。
《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》は長く盤面に残せば残すほどこちらが不利になる為、なるべく早く除去しましょう。《絶望と反魂と滅殺の決断》や《終末王秘伝 オリジナルフィナーレ》のパワーマイナス効果で簡単に除去出来るので難しくはないはずです。
3.これからのダークネスはどうなる?
これまで6つのデッキをアナカラーダークネスの視点でお話ししてきました。勿論、これから研究が進んでメタゲームが大きく変わるかもしれませんが、私が現状で使うならこの構築だ。というのかコチラです。
参考リストのガヴェロストをオリジナルフィナーレに、ヴェルデを1枚シ蔑ザンドに差し替えたもの。ドラゴン系統以外の、多色に頼らないデッキも増えるであろうし、環境が定まっていないため素直に強いオリジナルフィナーレを採用した。ヴェルデを削った理由だが、環境の低速化に伴って急ぎで使う場面が減った為、同じ盤面処理で中終盤はリソースにもなるシ蔑ザンドを増量した。
・序盤に紹介したカードの不採用について
『曲通風』:最も大きな役割対象であったJO退化対面が消えた事、強い場面が局所的かつ弱い場面では全く使い物にならない点、使いまわす事(蘇生など直接的に)が出来ない点を加味して不採用。
七王無き宮殿:コチラも役割対象であったJO退化対面が消えた事と、弱い時にとことん弱い点、加えて色が黒単色とあまり積極的に採用したいカラーリングではない為、不採用。
・13番目の計画について
よほどの事がない限り私は採用しないようにしています。明確な理由もないですし、対応力は上がるものの再現性は下がってしまいますし。
・ナーガの海礁環について
最速で3t目に置ければ強いのですが、それ以降にプレイする余裕があまり無いです。更に無作為に3枚が墓地送りになるので、『ナーガでオーラを回収して使おう』と思っていてもフィニッシャーが墓地に落ちてしまうとソレを回収しなくてはならない場面もあります。リソース勝負になるミラーで強力そうに見えますが、とこしえを退かしながらオーラを通すのが1番強力です。ナーガでリソースを稼いでも結局オーラに根こそぎ持っていかれます。リソースの細やかさを数で補うカードの為、序盤に引けないとポテンシャルを発揮できません。入れるのであれば3枚くらいが望ましいです。
3.最後に
今回はここで終わりです。ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、良きDMライフを〜〜。
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