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オンライン研修のメリットとデメリットそして変わらないことのはなし

実家から野菜が送られてきた。
父が丹精込めて育てた無農薬の野菜たちだ。
その中にさなぎが紛れ込んでいたので虫かごに入れておいたら蝶が羽化した。

CAMPの変化


CAMPがスタートしてDAY.2が終わった。
始める前、オンラインでの開催には懐疑的だった。
果たして「あの」変化がオンラインで生じるのだろうか?
2日間で20時間以上、12日間で240時間以上をかけて起こる化学変化を54ヶ月繰り返したことからの依存とも言える「実感」からくる不安だ。

ところが2日目にして「あの」変化が起こった。
なんとも言えない安心安全の空気感が各グループにおいてオンラインでも生じたのだ。
特徴としては「笑い声が増える」「声のトーンが高まる、大きくなる」「会いたいと言う気持ちが言語化される」「ひとりひとりへの興味が湧き出す」などがある。

これは一体なんだろう。


オンラインのメリットとデメリット


オンラインにしてのメリットとデメリットも明確になってきた。
デメリットはオフラインに存在する「余白」が少ないと言うこと。
意識が参加モードになっている状態とリラックスしている状態があるとしたら休憩中やディスカッションの余った時間はリラックスした状態だ。
僕はこの状態が常にあることがいいと考えている。
しかしこの時間がオンラインではうまく作り出せない。
「休憩中にトイレでたまたま一緒になった時の会話」これが実は肝なのだ。

メリットは全てをレコーディングできるということ。
これによって参加者一人一人にリーチできることがわかった。
そのためオーダーメイドのフィードバックが可能になる。
それと、レコーディングされアーカイブになるので自分自身を客観視することもできる。
グループでライブで話していた時に感じたことと、その模様を動画で見直す時に感じることは全く違うと言うことだ。
そして明確になったのはやはり「変化を起こすには仕組みがある」ということだ。

CAMPの変容


いつも通りCAMPは大枠の流れはイメージできているけど本当に進めていくのは当日の朝までノープランでやっている。
何をやるべきかは様々な形で自然が教えてくれる。
そして今、その点が全く別の点と結ばれて想像以上の方向を矢印指している。

今まで最終日まではやってこなかったひとりひとりへのフィードバックをぎっしり書き連ねている。
その先にある光は「変容」だ。
幼虫からさなぎ、さなぎから蝶々に変容するように。
自分の持つリソースはそのまま、しかし全く違う「存在」になる。

蝶々はしばらくじっとしていたけど、何処かへ飛んでいってしまった。
行き先はわからないけど蝶々自身にはわかっているのだろう。

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