経営会議で気をつけていること3つ
月に一度の経営会議。下手をすると長丁場になったり、思考が停滞したりしがちな8時間あまりの会議で僕が気をつけていることは何だろうと整理してみました。
1、「今ここ」の感覚であるか。
パソコンやスマホであらゆる情報が飛び込んでくる環境もそうですが、議題によっては「自分と直接関係ない」とか「よくわからない」とか色々な思考に持って行かれがち。
常に「今ここ」という感覚で全てを捉え自分の反応を口に出すこと。
2、「事実と感情」を分けているか。
物事は全てこの2つで成り立ち、人間社会はこれによって美しくも殺伐ともする。
これが混ざって思考されると答えは出ない。
出ないというより間違えた方向にいきがち。
例えば規則を破った仲間を議論する時に、感情面で言えば「その時の状況、環境、せざるを得なかった本人への寄り添い」が論じられるし、事実だけで言えば「やったこと、その影響」などになる。
これを混ぜてしまうと判断を誤る。
3、「脳の接続」を意識しているか。
10人前後の各部門の代表が集まるこの場、これはあくまで感覚的なものですが人間の”脳ミソ”が10個集まっている状況の中でひとりひとりがそれぞれ思考するという状態では意味がない。
なので「脳を接続」するという感覚を大切にしています。
これが一番発揮されるのが「ユーモア」「笑い」を通じて。
バカなことを言い、笑っている状況は他人と脳がリンクしている。
何かの物事に対して脳が「面白いと判断する」事実を捉え、同じ感情や感覚を抱いている。
この接続された状態で物事を議論することで人数分以上の創発がなされる。
最近はこの感覚を非常に大切にしています。イメージは「他人の脳も使う」感じ。
この3つ。