町内会という新しい遊び場
町内会活動に参加できる時はしています。
ほとんど京都にいるのでなかなかタイミングが無いですが。
僕の地元の青年部のあり方が非常に面白い。
ともすればややこしく、硬く、面倒な風習と、言語化されることのない”しきたり”が初心者を臆病にさせる町内会。
それを古来からの青年部メンバーが咀嚼しわかりやすくして入りやすくしてくれている。
それと寛容の姿勢。
「で、なければならない」という完璧主義の姿勢は人を二分してしまう。
「でなければいけない」
「やらなければいけない」
そんな関係性は行動科学的に人間に合っていない。
人間関係をゆるやかにするには中動態思想とユーモアだ。
これが人の潤滑油となっている。
来ても良いし、来なくても良い。
できる時にできることをすれば良い。
また
繊細な領域も笑いに変えたり。
コミュニティに対する人間の警戒を行動科学で解決している事が素晴らしい。
そんな場が街にあることが何よりありがたい。
社内でも町内会活動を推奨することにしている。
それらのコミュニティがオープンになり。
お互いに連携、連帯し
もう一度、人との繋がりから始まる”町内”ができるとワクワクする。
すでにバイヤーのひとりが町内会に深くはいり、持ち前の天然さと前向きさ、そしてなによりも人との繋がりに関して逃げない姿勢で町をつなげはじめている。
そんな話を聞くと新しいビジネスモデルが浮かんできて楽しくなる。
町内会のイノベーションはこれから課題解決に寄与する大きなポイント。
小さくとも強く。
それでいてユルイ繋がり。
合理的思考ではないアプローチ。
町内会を仕事場を遊び場と捉えるような思考力が今あらゆる場所で求められている。