男一人旅、水曜どうでしょうでもないのに、仕事を兼ねてベトナムに行く。⑤(完結編)
夜が明け。
会社の人と一緒に、現地の人が運転手になり、行って来たのが「ハロン湾」である。
よくツアーでもあるが、「日帰り」か、「一泊」かで悩むと思う。
正直体験談として、「時間がるなら一泊した方がいい」と言える。
あのね、ムチャクチャ遠いんですよ。
ハノイから車で3時間半。めっちゃ飛ばして。
バスだとよく4時間半とか言われていますが、バスだとどうなるんだろうか。。。と、疲労感の予想をしてしまう。
船は飲み物、食べ物付き。
味は記憶にないので普通だったんでしょう。
さて、船着場から揺れること30分。
島に到着しました。
どうやらかなり昔からあったらしい、この場所で中国の攻撃を止めたとか。。
なかなか天然の要塞というわけですね、ハロン湾。
で、中に入れます。
中が暑すぎました。
ここまじで暑いので、何か薄着か汗拭くものを持って行くといいですよ!
そしてこれを抜けた先に船を回され、また少し進むと見えてくるのはこれです。
なんかよくわからなかったのですが、要は
「自力でタライ」か、「他力でボート」かを迫られ、問答無用で「他力でボート」を選択です。
会社の人と、おそらくシンガポールのおじいさんおばあさんと相乗り。
救命胴衣を着て、乗り込み見回すと、「自力でタライ」いねぇじゃん!
頭をぶつけそうな勢いの高さをくぐり抜け、内海の島に。。。
中に入ると波もなく、穏やかな海。
ここでみなさんカメラタイムです。僕も携帯でとりましたが、正直今書いてて思ったが、意味のわからないただの海の風景にしか見えない。。。
早い話が、綺麗な海です。
まあ正直水は濁ってますがね。ここで生活する人もいるらしいです。
そしてそこから戻ってきます。これ多分30〜40分くらいだったかなあ?これ正直写真では伝わりづらいのですが、僕は行ってよかったと思っています。
浮島には飲み物とか販売してます。案外時間が長いので、飲み物持って行けばよかった!と後悔した記憶が。
でも冷静に、この景色が天然で。
できているってのがすごいな、大自然の力、半端ないって。
と、感じさせられました。
船は帰路に入ります。同席になった、マレーシアの新婚さんの話を聞き、少し眠くなって、デッキのチェアーでうとうとしてました。
日は暮れて行きます。
そのまま船着場から、ホテルに帰ります。夫婦はここらへんで一泊らしく、「そっちにしとけばよかったなあ。。。」という、後の祭りに近い中、帰路に。相変わらず仕事先の運転手さんの豪快な運転にて。
行きとほぼ同じ時間でハノイに入ります。
長かった。いや、本当にこう、ざっくりと書いているが、本当に長かった。
早い話が遠いわ!
ついたら確か夜9時くらいで、みんなで夜飯食べに行き、解散しました。超疲れた。
帰りの飛行機は朝、8時だったかと思います。
マラカスホテルは、早朝ホテルの人に、お弁当を渡してくれます。
なんて親切なんだ。
空港で暇なのでマッサージを受けて、もぐもぐ。
バイバイ、ベトナム!
(この後何回もくることになるとは。。。)
総括
羽田ーハノイ 往復航空券(2ヶ月前FIX)
46800円
安い!安すぎる。飛行機、モニターとかないけど、寝て起きたらつくよ!
宿泊費
ハノイ 1泊2日
6200円
ダナン 3泊4日
22100円
トイフォア、ニャチャン 2泊3日
相手会社の為不明
ハノイ2泊3日
12600円
これはコスパ良し!
飲食代 9日間
3万円弱
(焼肉行かなければ多分半分くらい。あと相手型会社の接待があった為かなり抑えられた。)
感想
正直、行き飽きた感が半端ないが、事故をしてから東南アジアに最近までほぼ行けてなかったので、東南アジアに飢えている。
日本に住んでる以上、東南アジア、ベトナムは距離、手頃さを考えて、ホリデーで行くなら最高だと思っている。
滞在費も安く、ご飯も美味しい。出汁文化があるから、日本人にも合う。
パンも美味しい。
正直、バリ、タイ(ランカウイ含むあそこらの離島アイランドホッピング)、ベトナム、この3つは最高だよ。
昔、タイトル通り、2人がカブで、ハノイからホーチミンまで縦断するのをみて、憧れたベトナム。
いつかこれを、自分でやってみたいなあ。と思っていた。
男はいつになっても、こういうことが好きなんだよねぇ。
手頃に羽田からもふらっと行けて。
おすすめです。
僕は今38歳になりました。
いろんな問題やら、家のことなど、この歳になると色々なことがあります。
友人が離婚した、死んだ。家族が病気だ。
借金で友人が消えた。
色々な悩みがある年頃です。
その中で、僕はどう楽しんで行くかを考えた時、ふと思う時があります。
「じゃあ、面倒な人と付き合わないでおこう」
これができたらどんなに楽か?と思いますが、これを少し考えて、実行してみてください。
すごく、楽になれますよ。
上記のような悩みは、みんないくらでもあるし、その中で「自分は自分」と。
昔親に、よく「人は人、ウチはウチ!」と言われたあれを、実行してる、するだけです。
人の目なんて、いつからか本当気にしなくなったなあ。
「田舎だとそうも行かないんですよ、、、」という人。
「適度な距離感」を大切にしてください。
僕は4年前、友人でもあった人物に2千万近く横領されて、バリ島やいろんな所に行きました。
すごく人間関係が嫌になり。
仕事もうまく行かず。
通っていた医者に「少しみてもらったら?」ということで精神科の門を叩いた時。
その時につけられた病名が「適応障害」というものでした。
正直、僕は思うんです。
日本の働き盛りの男なんて、大半はそれなんじゃない?と。
僕の歳だと、例えばですがそろそろ子供が小学生くらい。
仕事では少しの管理職。
嫁には「亭主留守で・・・」の感じになり。
家に給料さえ入れていれば文句は言われない。
「俺、こんな風になるはずじゃなかった。」
居場所なんてない。
金もない。
稼いでも家に持って行かれ。
ただただ毎日同じ道を通る。
そんな人、みんなそうじゃないのかと思う。
そう思ってたから、僕は環境を変えた。
でもね、少しの変化で面白くなる。
行きつけの飲み屋に覚えられた。とか。
仕事先の受付が可愛い。
久々にいい音楽を見つけたぜ!
それを共感する人。
ただそこに、ジャパニーズスタイルの「付き合い」が存在すると、少し面倒になる。
飲みたくもない人と、居酒屋で面白くもない、実りもない話をして。
その後はブスの巣窟の安キャバクラ。
全て割り勘。
「こんなはずじゃあなかったなあ」と朝起きて、財布をみて気づく。
僕はそこをやめた。
あと、気の合わない人とは自然に自分からうまくフェードアウトしていった。
相当楽になった。
あと、入院するとわかるが、必要な人しか来ないよ。
(しないほうがいいに越したことはない)
もし、僕の海外一人旅をみて、すこしでも「俺も一人でいってみようかなあ」って人が増えたら幸いです。
よく、「自分探しの旅」とか若い時言ってた奴がいる。
そういうキャッチフレーズにもよく出くわした。
なんというか、「自分探しの旅」ではなく。
僕の場合は「自分を労り、労う旅」であり、「自分の挑戦の旅」であるのだ。
英語なんて、「日常会話に困る程度」の英語力ですよ。
少なくとも、おっさんになり、友達が減り、髪に白髪が少し混じってきても。
心はいつまでも17~22歳くらいの気持ちでいたい。
ただそれだけなんです。
ただ、本当にそれだけなんです。
(マッコリを面倒臭いので瓶で飲んでます。38歳になりました。)
28/07/2018
Bisei
(24/03/2020更新)
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