30代独身男、職業デザイナー。いきなり猫を飼う。(ラグドール編)
6月末に、いつも見ている「ペットのおうち」というサイトを見ていた時。
里親募集ー猫 で見ていたら会ってしまった。
正直最初、いつもの通り送ったところで「独身だからダメ」で終わるのかなと思いながら、紹介文を読み、ありのままの現状を書き応募した。
幸いその方と家も近い事(都内と横浜)もあり、近いしもし見にこられても、距離もお互い苦痛じゃ無いし、いいなと思った。
五日後くらいであろうか、メールに返事が来ましたとメール。
「お願いします」な内容であった。
お互いにLINEを交換し、7月頭にうちに来た。
家族3人に連れてこられたラグドールくん、名前はルイ。
最初ご家族さんが「ルウ」と呼ぶので「ルウ」と間違えていた。ルーシーの事を「ルー」と言っていた僕は、被るなと思っていたので、「ルイ」とわかった瞬間良かった〜と思ったのも事実である。
第一印象、とにかく「でかっ!」
年齢的に2015年3月3日生まれ、うちの猫界では長男、犬猫界では3男になるが、未だに位置づけがわからんため、よたろうと同列になっている。
よたさんが心配するくらい動かなかった。
とにかく来てから5日間、動かず、食べず…一緒にいるこちらも心配になるほどではあったが、食事をするようになり。
しかしこの時出張が続き、「痩せてきてます」とシッターさんからの報告メールで慌てて家に戻って病院に行き、注射を打ったり…
よたろうと毎日、年頃のオス同士仁義なき戦いをしたり…観葉植物の鉢2つ破壊されました…
とにかくなつきません。彼は孤独でした。
ご飯にも混ざりません。
ブラシをすれば本気で威嚇されました。大きいので本気で怖い時が何度かあり…
が。
幾多の病院と、トリミングという地獄を味わい。
彼は変わっていきました…
ご飯は大きいので別皿ですが、みんなと一緒に食べるようになり。
一番大きなテーブルの上で、人の前にも関わらずに、安心して腹を見せて寝るようになりました。
後ろ姿も貫禄があります。今ではブラシも嫌がらず、気持ちよさそうにさせてくれます。シャンプーしたらフワフワ。あのシャーシャー言ってたのは…?と思うくらい甘えてきます。単なるツンデレです。
ここまで懐くのに3ヶ月。諦めなくて良かった。
ルイはとにかくライカが好き。ライカと私のストーカーであり。
とにかくよたろうと仲が悪い。仲が悪いというか、お互いが狙うは「猫界のボスの座」だと思う。ちなみにバーマンのこたろうには兄のように接する。ルーシーにはルイも怖いらしく、挨拶くらいしかしない。(ルーシーはどの猫にもツンツンである)
(しかしたまにこういう時もあるから、猫とはやはりよくわからないものだ)
とにかく我が家一のイケメン猫。来る人、病院の人、トリマーに
「こんな綺麗なラグドール見たことない!」
と言われます。
(元飼い主さん提供の写真、本当綺麗な子です)
ルイ、長生きしろよ。
「あ、帰って来た?せっかく寝てたのに。ご飯くれないとここ通さないよ」