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男一人旅、サーファーでもないのにバリ島に行ってきた ⑤ (総括編)

はそれぞれからどうぞ

後半に入り、会社に当時いた子がバリに彼女と来た。

その子にとってはこれが初海外で、ましてや彼女と一緒。相当楽しかったと思う。

そしてこの旅の後、彼女に新しい命があることが発覚。結婚に至る。アパレル業界ではとてもではないが、生活していくことは困難で、しかも今だから言えるが、とてもじゃないが僕がもう今は店をしようという気になれなかった。

その事もあり、今彼は違う業界で頑張っている。今月末、子供が産まれるそうだ。

バリとはなんかこういう力があるんだなと思った。

いい写真。幸せになってもらいたい。


なので、彼達が来たので、タナロットにもう一回行ったのである。

後一つ、行きたいところがどうしてもあった。

でヌサドゥアに抜ける際に通ったバイパス。これをバイクで走りたかった。

海に挟まれた、ひたすら長い海の上を走る高速道路。バイク専用レーンもあり、気分は最高である。

確か2500とか5000ルピアとか、片道そんなもんだった気がする。

ひたすら無心になれた。

途中でヘルメットを脱いで、大声出して歌いながら走っていた。

あまりにも気持ちよすぎて、片道終わりにコンビニで一服し、また往復してしまった。

もしバリ島を訪れて、バイクに乗る機会があるなら、是非とも行ってもらいたい。

旅の終わりは近づいてくる。

ビンタンビールとガラムにも慣れ、いくところもなんとなく行き尽くし、レギャンビーチに出ては日焼けし、のんびりさせて頂いた。日本からの連絡もメールではちょいちょいあったが、みんな「ゆっくり休んでくれ」であった。

ホテルでいつかの夜、バーベキューが行われた。

いつも入ってるプールサイドで開催される。(毎週金曜とかだったかも)

綺麗に飾り付けられたプールは、いつもと違い、何か心地よい。

生演奏が開始され、好きなものを好きなだけ食べれるビュッフェスタイル。ここでもまた、楽しい出会いがあった。

夜便発での出発であるため、部屋で待つ。この部屋もこれだけの期間いると愛着もわくものだ。

この廊下を何回通ったのだろうか。

バリを発つ。

正直帰りたくない。

しかし時間には限りはある。

詰まったら、バリに行こう。


バリの旅 総括

1:旅でかかった費用
・ホテル、エアー(ガルーダインドネシア使用、羽田発ージャカルタ経由ングラライ着、オープンチケット) 

12万円

これはお盆が近かったので相当高い金額である。外せば32000円からとかある。高橋さん曰く、狙い目は乾季に入る3月から乾季終わりの10月まで、ただし3月は卒業旅行、8月はお盆等で確実に高いのでそこを外し、さらに土日発を外せばかなり安い。

ちなみに2人で行く方が、言うまでもなく圧倒的に安くなるので、そこも考慮して下さい。

ちなみに僕は羽田発に慣れてしまい、成田を使うのはNY行きの時ぐらい。成田からだとガルーダで直行便があるのでそれも参考に。(正直羽田になれると成田は遠いよ…)

2:旅の小遣い
・バイク代1日700円×9日=6300円

日本円、ルピアどちらででも払えます。借りる時に現金で全日分渡します。申し込めばホテルまで届けてくれ、引き取りにきてくれます。

なお、捕まった場合は大概警察に50000ルピア渡せばなんとかなるらしいです。お祭り前は警察さんも物入りで、よくやるので注意してと言われました。幸い独立記念日が近いにもかかわらず、一回も止められませんでした。

今回スクーターを借りました。スポーツタイプ等ありますが、もし借りるなら東南アジアの代名詞「スクーピー」を借りると楽です。2人乗りでも苦にならない大きさなので。ちなみに自分は少し前のなぜかサーフボードを積めるタイプが来たが全然苦にはならなかった。

・酒代 約1万円

1日3〜5本のビンタンビールを確実に飲んでいた。ビンタンだけならかなり安く済む。逆に洋酒は高いので飲まない方がオススメ。飲みたいなら日本から出る時免税店で買うといい。

・飲食代 15000円

くらいだと思う。朝、めんどくさい時はホテルのバイキングを使っていたが、これは旅の前に申し込まなくても、その場で70000ルピア払えば入場できる。特段最初からつける必要はないと思う。あと、高い外国人向けレストランに行かなかったからと言うのもある。あえて言うならスカイガーデンで使う金額が少し大きかったと思う。これがルーフトップバーとかジンバランでバーベキューとか行き出すと、×3〜5倍は用意した方がいいと思う。

・観光地入場料 多分30000ルピア

とかくらいじゃないかな。覚えていない。そんな大した金額ではないので。とにかく細かった記憶がある。後マリンスポーツは一切していない。(一人でカップルたちに囲まれて行く勇気がさすがになかった笑)

3:ホテルについて

今回、オールシーズンズレギャンを使わせていただいた。

安心のアコー系列である。WiFi完備。海外ルーターを持たない海外旅行は今回これが初であるが、正直いらないと思う。ロビーが圧倒的に強いので、ロビーによくいた。

マッサージも安い。日本人の女の子はよく行ってた。

3階の部屋だったのだが、注意してもらいたいのはこのホテル、エレベーターがない。なのでもし検討しているなら、1階のプールサイドの部屋をリクエストした方がいい。かなり上り下りが面倒だ。

片言の英語でOK。日本語をしゃべれるスタッフもいた。

場所が、かの有名なパドマリゾートの隣で、それに霞みあまり有名ではないが、評価が高いのも頷ける。外に出るならバリ島全般に言えることだが、バイクがあると楽である。特にレギャンというこの地区は、初回にバリ島に行くなら、クタほど煩くもなく、少し出ればどこの場所にもある程度アクセスがいいのでいいと思う。

次回行く時もここでいいかなと思えるくらいだ。

4:なぜバリ島だったか

私のとある友人が飲食店を経営していた。しかしある日スタッフ4人が一斉に辞めた。その時、売り上げも全額持って行かれた。

彼は鬱病になった。そしてこのままではダメだと医者の勧めもあり、沖縄にマンスリーマンションを借りて、3ヶ月沖縄のとある離島で生活をした。正直もう店もたたんでこのままでも良かったと思っていたらしい。

その後戻り、今では元気に沖縄料理屋をやっている。

その話を聞いた時、「南国にはパワーがある」ということを理解した。そして状況が少しというか結構似ていた。

ただ僕には「日本にいたくない」というのがプラスされた為、最初は前に行ったケアンズを検討した。しかしケアンズは冬真っ最中。となると、予てからの希望であったバリに行き着いたのである。

5:総括

バリ島、再訪、あり!

何度でも時間と金が許すなら行きたい。

もし、日本に疲れたら、この文を読んで少しでも興味があったら、行くべきだ。

一人でも、大丈夫。

世界中から愛される、バリ。

映画のタイトルではないが本当にこう思うのだ。

「神様はバリにいる」と。


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Bisei Iwamoto
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