家庭環境によって人生は明確に左右されるという事実をいい加減認めてもいいんじゃないか。
家庭環境が子供の人生に多大な影響を与えるのは何もおかしな事ではなく当然の事。
「親ガチャハズレ」
は存在する。
定義が曖昧ゆえに見る人からすれば
「それって別に…」
な事はもちろんあるけど流石にこれはそうだよな、ハンデある人生だなと認めざるを得ない事例は山ほどあってそんな人たちに
「人生は自分次第だ!」
「親や環境のせいにするな!」
「努力しないのではなくしてないだけ!」
などの言葉を間違っても投げかけてはいけない。
先日書いたビリギャルの人が釈明?するような記事を出していたけど今回も腑に落ちなかった。
努力についてまたもや語っていたけど
「一部のキラキラ上流階級向けの努力の話」
という指摘が1番納得できた。
努力という主語が大きすぎたんだね。
泥水啜って這い上がる過程の努力とキラキラ上流階級の過程の努力、果たして同じなのだろうか。
もちろんそれらはどちらも素敵な事でそもそも子供達は何にも悪くないんだけど。好きでそこに産まれた訳じゃない。気づいたらその環境があっただけでそれぞれの当たり前が違うだけだから。
あとこの関連で興味深い動画を見つけた。
100ドルの賞金をかけてレースをすると言うもので、いくつかの条件を提示される。
その条件が、
親が離婚していない人
家計を助ける必要がなかった人
家庭教師がいた人(学校以外で勉強を教えてくれる人って意味かな?)
携帯電話が止められる心配がなかった人
など様々な「恵まれている」条件を挙げて当てはまる人は二歩ずつ前に出れるというもの。
そして最終的に前にいる者達に振り返るように言い、今提示した条件はどれもあなた達のせいではないと伝える。望んだわけでも選んだわけでもない。
しかしながらこの競争は前にいる誰かが勝つ。
後ろにいる人は競争する資格がないのか?
認めたくはないかもしれないけど前にいる人達にはより多くのチャンスを与えられていたんだよ。
と言う内容の動画…
とは言え親としてはこの世に産んだ以上このレースでより前に出れるような環境を用意してあげないといけないと思う。
少なくとも日本という国においては。
私も日々そう思ってもらえるように頑張っているつもりではあるけど、我が子には無神経な発言をしてしまう大人にはなってほしくない。