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フリーランスは世知辛いものです。

フリーライター・フリー編集者として2年目。去年から委託を請け負っているクライアントと初の単価交渉を行った。その際に言われた一言が引っかかる。

「編集・校正・校閲に時間がかかりすぎていますね」

確かにそうだ。なんせ1記事に9時間ほどもかかっていたから。でも正味、それだけ時間をかけなければならないほどの内容だった。

Chatgptをそのまま貼り付けた、主述のねじれが多い文章だったので、全面リライトしていたんだもの…。

あのままの文章で公開していたらきっと、多くの読み手は「なんだこの文章。何を言いたいのか全くわからない」といって離れてしまったと思うんだ。

ファクトチェックも行ったら誤情報がてんこ盛り。これだと記事の信頼性が大きく低下してしまう。丁寧に丁寧にファクトチェックを行いつつ推敲した結果、これまでに前例のないほど多大な時間がかかってしまった。

内外的な問題は数多くある。指摘されたようにもう少し時間短縮を図れたのかもしれない。

上記の指摘に対して僕は「すみません…」としか言えなかった…。詳しく言ったらライターさんのプライドを傷つけると思ってしまったから。

どうしてなかなか、フリーランスとは世知辛いものです。

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