いつか高須クリニックで整形を
泣けて笑えてちょっと毒のある家族エッセイを描いたその裏で、実の娘に虐待を行っていたと、西原理恵子がちょっと燃えた。
私の本棚には『毎日かあさん』と『ダーリンは〇〇歳』が並んでいる。
ところで、よく燃えている最中につぶやいた私のTwitterのつぶやきが、YES!高須クリニックの院長にいいねされていることに気付いた。
西原理恵子が毒親だったことに対して思うことは、世間が思っていることと大体一緒。息子と差別して娘を虐げる、『イヤな女親』だと思う。
でも、太古から言われて来た愛の証明『世界中が敵になったとしても、僕だけは君を護る』を、高須先生は今実行してるんだろう。
これにいいねされた。
うわっうれぴッ
純粋にそう思った。
いつか高須クリニックで雌雄眼と団子鼻の整形手術をしよう。私は美人じゃないからな。
高須院長の取り巻きは、激昂しすぎだと思う。
西原理恵子の関係者なので、投げつけられる罵詈雑言は私なんぞは想像できない程ひどいものもあったのだろう。
「恩人を守る」と言っただけなのに、触れてない娘さんに対しての加害を(娘さんに対しては何も書いてなかった。虐待に対しては触れてない)行間から読み取ったエスパーが喧嘩腰で向かっていったらムッとするのも無理もないかな、と思う。
正義ヅラの暴力者が、生島マリカのツイートを盾に挑発しにわざわざ向かっていって、火がさらに燃え広がった感じ。二次災害の拡大。
西原理恵子が鴨志田ひよさんに対してした事は、紛れもなくハラスメントで家庭内暴力、虐待だと思う。西原理恵子側か、今回虐待を告発した側、どちらに味方をするのかを問われると、私は鴨志田ひよさんの方にたくさん満たされて物質的にも精神的にも充分な幸せを感じてほしいと思っているので、鴨志田ひよさんの方に気持ちが寄ってしまう。すでに西原理恵子は私なんぞに願われなくとも幸せそうだったし。あれだけたくさんの同業者や芸能人とコラボや対談をしていたのに、燃えている時に女性同業者からの擁護の声はひとつもなかった(ように見えた)のが、答えだと思う。
しかし、『恩人を守る』宣言をしただけの他の人を挑発して燃えなくていい火をつけた放火魔と一緒くたにはされたくない。生島マリカによちよちされたくて周りをウロチョロして、他の人にやんわり苦言を呈されたものにも「あっ、今の発言でわたし傷付いたんですけど!?」と喧嘩腰で、また西原理恵子の方に纏わりつきに行ってて、正直「お、大分キモいな!!!」と思った。この人と同じに思われるのは嫌だ!!!もう少し良いステージに居たいぜ。
ただ私めちゃめちゃ吉本ばななファンなんだよな。
新築の中学校の図書館で読んだ『TUGUMI』が強烈すぎて、新築のでかい窓の桟にギャルのあぶらとり紙がこっそり隠されてたのをついでに思い出してしまう程度には作家吉本ばななのファンなんだよね。1番好きなのはアルゼンチンババアです。いいよねアルゼンチンババア。声に出して読みたい日本語アルゼンチンババア。
この件で初めて知った生島マリカの言動や生き方もカッコよくて痺れたし、『わかってる』感じのツイートも震えた。娘さんのブログがじわりじわりと周知され、火の手が上がり、隣町からでも見えるくらいに火が大きくなった時のあの呟き。
中国で高名な仙人に機の読み方習ってきたんか?
火の気がない時なら西原理恵子はノーダメで、生島マリカを潰せた。実際その前から西原理恵子は生島マリカを潰そうとしてたようでもある。でもそうはならなかった(生島マリカさんだから潰れずにいたけど、潰された人もいるのかも)
過去の西原理恵子の行い(同性を蹴落として異性を踏み台にしてきたこと)が形を持って、西原理恵子が幸せを受け取ろうとした最高のタイミングで西原理恵子を攻撃する武器になったんだろう。
飛び上がった西原理恵子を叩き落とせる鋭い攻撃。本刀持ったギンギラドレスの裾が翻ったのが見えた。黒のハイヒールが踏み締めた血で鈍く光って…背後でさらに別の攻撃と爆発…硝煙と怒号の上に立つ生島マリカ…いや、姐御。アンタ…、アンタとびっきり綺麗だよ…!!!
ただ炎上を早く鎮火させるのは無視、という良くも悪くもSNSとそれに群がる野次馬連中の使い方を、西原理恵子はよく心得ていた、という感じの結果になった。
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今、生島マリカの本を買って読んでしまっている。吉本ばななとの対談がパァになってしまった分、私のような野次馬ニアリーコールファンたま(ファンのたまご)ができるお手伝いは、少しでも生島マリカの本を買って、社会に『生島マリカは金になる』『生島マリカは面白い』って広がっていくことだ。
私は、ここではないどこかに、幸せな母子家庭の西原理恵子と西原ひよさん、西原ひよさんのお兄さんと高須院長がいる事を考える。
実の娘を虐待して壊した西原理恵子じゃなくても、西原理恵子は高須院長に今弱い立場にいる人たちの不遇を伝えて、その人たちを助けられた。
どちらの西原理恵子に助けられた方がよかったかなんて、誰に、当の本人に聞いても、同じ答えだ。
どこかの空間に、誰かの頭の中に、最近流行りのマルチバースに、ここではないどこかに、子供どちらにも過不足なく気持ちを注いで育てて、自分も健やかに培って、『健康』な息子と『健康』な娘に、『健康』な母、『健康』な母の恋人がいる。
「母さんいい歳して歳の離れた彼氏とイチャイチャしないでよ」って言われながらも、ちゃんと受け入れられた西原理恵子と高須院長に助けてもらえた人たちがいる。
『お母さん、CM撮影するなら私も見にいっていい?あの人のゴットタレントの動画ちょうど見てたんだ』って娘に言われて、CM撮影の時に娘さんが見学に来たかもしれない。『相変わらずお金持ちのCMだなぁ〜』って笑いながらいう息子さんも居たかもしれない。
でもそんな事はない。ここはその世界でないので。
そんなふうに満ちた西原理恵子じゃないのは、欠けてないと面白い漫画が描けなくて、その欠けの部分で実の娘を切り刻んだのは、西原理恵子本人の責任であり業なので、その業まで周りの人達が背負ってあげる必要はないのになあ、と思っている。
この世界で、欠けた西原理恵子はその欠けで自分か他人を傷つけながら漫画を描いている。
今現時点では娘の虐待に関して無言な様子だが、高須院長の力が及ばなくなった時に、高須先生がどれだけ献身的に空回りながら西原理恵子を守ったかを描いて欲しい。私はその話が読みたいと思う。
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ジョニー・デップとアンバー・タードのDV裁判で、ケイト・モスが証言台に立ってジョニデとの若かりし頃の思い出を証言した時に、なんて美しい話なんだろうと思って私は泣いてしまった。
あのマスコミ嫌いのケイト・モスが。
ジョニーデップの元カノが。
俺たちのモスが。
雨の日の思い出を、ゴシップではなく本当の思い出を、2人だけの思い出の話をしてくれた。
ジョニデは愛情豊かな優しい人な様なので、ケイト・モスにはたくさんの美しい思い出をくれただろう。逆もまた然り。そのうちの一つを話すことなど、モスにとっては何でもないことだったのかもしれない。でっち上げのDVに辱められているジョニーを救うためなら、たくさんの思い出のそのうちの一つの思い出話など。
ただそれは人里に降りて来た一塊のブス(わたし)にとっては空の上にあるすごくキラキラした素敵なものなんだよね。
あの証言を、雨の日の話を何度も頭の中で反芻している。思い出すだけですぐ味わえる甘い飴玉みたいにずっと、ジョニデの立場でもモス立場でもずっとずっと考えてる。
誰かに慈しまれる思い出って素晴らしいよね。私は親族以外では経験したことがないから特にそう思うのかもしれない。自分だけの宝物にしておけたのに、醜く穢らわしいアンバー💩の自分勝手な薄汚れた欲望の所業で開かれた、という事実もまた、2人の大切な思い出だったものの美しさに拍車をかけてるんだよね。
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似た時期にあった事なので、同じnoteで話したが、西原理恵子がゆくゆく出すであろう炎上時期の高須院長の話と、ジョニデとモスの雨の日の話を同列にしているのではない。例えばだけど『ダーリンは71歳』と『秘密』は同じ漫画だか違う。そのくらい違う。
ただ私はどちらの漫画も読む。
同時期に発売されればどちらも購入する。だけどまぁ、一軍のよく見返す本棚と、たまに読むかな?ぐらいのベッドの下の収納ボックスに入れて、2年読み返さなかければ二束三文で古本屋に引き取ってもらう本にするくらいの区別はつける。
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この話に結論はない。