見出し画像

緊急小口資金の申請をしてきました

新型コロナウイルスの感染拡大による相次ぐ自粛で、大打撃を受けている中小企業や個人事業主、フリーランスの方も多いかと思います。

私は都内で書道教室をやっていますが、当然ながらレッスンは室内の対面方式なので、影響も甚大。

4月の対面レッスンはやめて、希望者へはオンラインレッスンor添削指導に切り替えることにしました。

が、すぐに収入が元に戻るわけではないし、コロナ禍による自粛と補償(給付)がセットになった国の施策があるのか…首を長くして待ってばかりいてもしょうがない!

とにかく今動けることをやるしかない!ので、フリーランスにも適用される可能性のある融資・貸付の中で、Twitterでも度々見かけていた「緊急小口資金」の申請をしてきました。

以下、申請の流れ等を備忘録も兼ねて記しておくので、参考にしていただけたら幸いです。

【緊急小口資金とは?】
■貸付額は20万円以内(一括)
■入金は、申込日+5営業日前後(約1週間)早い!
■返済は、借入月より1年後から開始可能。返済困難な場合の相談先あり
■返済期間は2年以内(24 回以内)
■連帯保証人不要
■無利子
■収入減を証明するものが提示できれば、柔軟に対応してもらえる

問い合わせ先:居住地の区市町村社会福祉協議会
全国社会福祉協議会のホームページに、各都道府県の社会福祉協議会へのリンクがあります。


借りられる金額は、仕事の状況(収入減、失業etc)によって変わるようですが、私は満額20万円借りられました。


まずは、申請のための準備です。

【申請のために準備したもの】
■本人確認書類(健康保険証、運転免許証)
■印鑑(銀行印)
■住民票の写し
■通帳(申請日までに記帳したもの)
■売上減が証明できる資料
 私は以下のものを用意しました。
 ・2019年の同時期との売上比較
 (2019年1月~12月の月別売上、2020年1月~3月の月別売上、
  4~6月の売上見込。Excelでパパっと作りました)
 ・レッスンのキャンセル・休会の事実が分かるもの
 (メール、LINE等のスクリーンショットのプリントアウト)

※なお、これは渋谷区の場合なので、他の自治体では異なる可能性があります。


そして、いざ、社会福祉協議会へ!

①自治体の社会福祉協議会へ電話
渋谷区の社会福祉協議会へ「緊急小口資金の申請をしたい」と電話をしたところ、事前予約は不要ということで、早速資料を持って区役所へ

※他の地域は要予約の可能性もあるので、市区町村社会福祉協議会に電話して、必要書類や予約の有無はあらかじめ聞いた方が良いです。


②窓口で基本情報を記入
担当の人と面談をするために必要な情報を記入します。

・おおまかな月収(収入が減る前の)
・同居している家族がいるか
・生活保護やなどの受給の有無
・借入金の有無
・必要最低限の生活費(家賃、光熱費、食費等々)

こう羅列すると書くことがすごく多そうだけど、3ページくらいだったかな?そんなにボリュームが多い感じはしませんでした。

ちなみに、今日私が窓口に行った時は約1時間待ち。
待ち時間はずっと窓口に張り付いている必要はなく、そろそろ呼ばれそうな時に携帯に連絡をもらう方式だったので良かったです。


③窓口担当者から、詳細のヒアリング
担当の人と面談。
ほぼ、②で記入したシートの内容の確認ですが、レッスンのキャンセル・休会のメール、LINE等のスクリーンショットのプリントアウトは「とても助かります!」と褒められました(笑)

収入減の金額などを鑑みて、その場で20万円の交付が決まりました。
(正式には、東京都に申込書が提出されてから交付決定ですが、後で覆ることはなさそう。)


④申込書記入
借用書、口座引き落とし申請書等に必要事項を記入

⑤交付と返済に関する説明
この後の、入金~返済に関する説明がありました。

・入金予定日
・返済開始日(1年後から)
・返済回数(24回払い)

この時に、Twitterで見かけていた「総合支援資金」について聞いてみたところ、「まずは緊急小口資金でしのいで、その後様子見てから、申請するかどうかは判断しましょう。」ということでした。

面談スタートからここまでで大体30分くらい。

窓口の方が本当ににこやかで丁寧な語り口だったので、こちらの気持ちも終始穏やかなままで話をすることができました。


当初は借金かぁ…と渋ってたんですが、個人事業主、中小企業を経営されている知り合いや生徒さんからも、

「緊急事態の融資・助成金等に向けての動きは、早いに越したことはないから、とにかく情報集めと申請は、やれるだけやっておいた方が良い!」

「もし借りたお金を使わなかったら、そのまま返済すればいいんだから!」


という話も伺ったので踏み切りました。


窓口の方も、

「こういう時なので、もうどうしようもなくなった!という前に、早めに申請していただいた方が良いです。」

と仰っていたので、早めの対応がおすすめです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?