ルーティーン化のコツ|夢を叶えるやりたい事リスト100+
みなさん、こんにちは。前回、『夢を叶えるやりたい事リスト100』を紹介しました。
5年やってみて思ったことが色々あるので、このリストを効果的に使う参考にしてもらえれば嬉しいです。
単発でできる項目はさっさと済ます
例えば、私も場合「電子レンジを買う」や「フライパンのセットを買う」というのがありました。
こういった、1万円ほどで手が届く範囲の買い物はなるべくすぐに買います。イメージとしては1ヶ月のお小遣いで買えそうな値段のものです。
経験上、お金をケチっていてもあまりいいことがありません。こういった日常に欲しいと思ったものは毎日少しずつ感じているストレスが原因です。多少奮発したな〜と、思ってもそのストレスを解消すると思えばその後の一年をスッキリ過ごせ、リストにもチェックを入れられて気分的にも満足を得られます。
大きな目標を叶えるための貯金
上記の手に入れやすい欲しいものリストはこの大きな目標を叶える貯金とは別の日常生活にて捻出できたお金で買います。
自分はこのリストを作るにあたって、それぞれの項目に必要な予算なんかもざっと計算します。
1.年間の貯金目標
2.スマホ買い替え
3.まとまったお金が必要な旅行
4.新しい機材
これらは流石に、すぐには手に入れられませんし、かなりの貯金が必要です。
まずはこれらの優先順位を決めます。
そして、1ヶ月にどのくらい貯金できそうかを考えます。
大体、収入の3割ぐらいがいいと思います。私は4割ぐらいをこれらの項目の貯金に充てています。
そして、その中から優先順位が高い順に貯金していきます。
私にとって上記の中で優先順位が高いのは1番と2番です。
1番は何にでも転用できるので、将来や緊急時、以下の項目のどうしても欲しいと思ったものに使えるので、ここは死守します。
ですので、貯金できる金額の半分ほどをこちらに充てます。
2番はそろそろ買い換え時、仕事や生活に必須、壊れたら困る物なので、残りの半分を貯金に充てます。
場合によっては2番と3番をさらに分けることもあります。
ここで、4番は?と思われる方もいると思います。
この4番は1〜3のいずれかの目標金額が達成したときに、その貯金を始めます。
機材というのは最悪レンタルや代用も可能な場合も多いので、自分の中での優先順位が低いです。また、全てに分散させて、一年以内にこの中のどれも達成できなければ意味がありません。また貯金目標なんかもお給料と生活費から算出した現実的な金額にしましょう。
長期目標=ルーティン化
私はびっくりするぐらい面倒臭がり屋で、暇があれば遊びたいボーっとしていたいというタイプです。
それでも、幸い『映画を撮りたい』がその"面倒臭い"心より少し勝っているため、今も制作を続けていけています。
しかし、『映画を撮りたい』を叶えるためには膨大な興味の無いこともこなす必要があることに、この20年で気づきました。
その最もわかりやすいのが語学です。
私はともかく語学が嫌いです。正直、やっても全然面白くないし、むしろ苦痛です。
毎年『単語を毎日5個覚える』や特定の教科書を指して『この教科書を1冊終わらせる』みたいな目標を上げましたが尽く、3日坊主で終わりました。
よくあることですが、何気なく立てた目標が自分に合っていなかったり、「このくらいならできるだろう」と思って設定したハードルが、実は高すぎた…なんてことはよくあります。
そこで、自分が始めたのは『ルーティーン化』と『リカバリー制度』です。
2025年私が目標に上げた長期目標は以下です。
・英単語の暗記
・ポーランド語のフレーズ
・ストレッチ
・読書
・執筆
これらを全て毎日5分だけするようにしています。
例えば
え?これで効果あるの?と思うかもしれませんが、これが不思議なことにあるんです。
やる気というのはやらないと出てきません。
科学的にも証明されているのですが、やる気というのは行為に付随するもので、我々が始める前に「あ〜やる気ってどうやったら出るんだろう?」などと考える事自体が間違いとの事。存在しないものの出し方を考える無駄な行為をしているような物というのです。
実際、ハードルを低く設定した5分ルールを始めてみると、英単語学習は気づけば隙間時間に1日何度も行っていたり、執筆も気分が乗ってきたら30分、1時間と続けていたりします。
リカバリー制度
人間は悲しい事に、何かに取り掛かるのは時間も労力も必要ですが、やる気をなくすのは簡単です。
例えば、新年の目標を立てても1、2日サボっただけで「もうやりたくない」と思ってしまいます。
そのため、私はリカバリー・ルールを設けています。
気分や仕事の都合でできなかった項目は、後日1日分以上の時間を使えば取り戻せるというルールです。
例えば1週間まったくできなくても、次の週に1日10分ずつこなせば前の週の分をカバーできます。5分という短い時間設定だからこそ、取り戻しやすいのです。5分というのはリカバリーしやすいというのもポイントです。
また『ポーランド語のフレーズ-気になった言葉を書き出す』という項目は想像以上に面倒臭い作業です。自分はある程度、ポーランド語ができるため、気になるフレーズなんかも見つけるのが難しいのですが、例えば「お悔やみの表現あまり知らないな…」と思ったときに、まとめて複数書き出し、書き出した分を日にちに当てはめています。
大事なのはリカバリーのみで貯金はしないという事です。
例えば、「明日から出張だから明日の分も今日やろう」はNGにしています。
この5分のルールは気分が乗ればいくらでもやり、できなかった場合のみリカバリーしやすく設定しています。
そして何より、ルーティーン=日常にこれらの行動を取り込むためにしています。なので、ルーティーンの貯金はしないようにしています。
大切なのは「リカバリーのみ」というルール。「明日は出張だから、明日の分も今日やっておこう」という貯金は禁止しています。
このルールは、気分が乗ればいくらでも続けられ、できない時は簡単に取り戻せるように設計されています。何より重要なのは、これらの行動を日常生活の一部として定着させることなので、ルーティーンの貯金はしないようにしています。
自分はこれを去年から続けているのですが、結構効果を感じています。ですので、ぜひ参考にしてみてください。
最後に私はパソコンカレンダーサイトさんのこちらのカレンダーを活用してチェックリストを作っています。
例
左から、英単語、ポーランド語、ストレッチなどといったように項目をつけて、できたら、チェックします。
自分はこれをB5サイズに印刷して使っています。
ネットには沢山のフリーカレンダーがあるのでお気に入りのデザインのを見つけて自分なりのチェック表にするのも良いと思います。