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美しいコンポジションのために知っておくべき事【9分割法&バランスの基礎編】

さて、アスペクト比が決まれば、次はいよいよフレーミングに入っていきます。(詳しいアスペクト比についてはこちらをどうぞ)

コンポジション・ルールは実は勉強しだすとかなり複雑かつ大変です。

そして、何より映画コンポジションにおいて写真と違うところは被写体が動くことです。

この被写体の動きは映画のコンポジションにおいてかなり重要になってきます。

しかし、今回はシンプルな固定撮影の基本的なコンポジション方をご紹介。
全ての基本となるので、ぜひ覚えて実践してみてください。

step1. 9分割法

スクリーンショット 2021-05-18 11.32.00

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最もシンプルなコンポジション法です。
画面を9分割して重なった部分を軸にしてキャラクターを配置します。
この方法で、中心にキャラクターを置く場合はかなり明確なキャラクターの意思、変化、強い心理的衝撃等の表現、そのシーンのメインテーマとなるアクションと組み合わせるのが一般的です。

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スクリーンショット 2021-05-18 11.33.53

スクリーンショット 2021-05-18 11.34.26

風景等を撮影する場合も登場人物を線の重なった部分に合わせます。

こうすることで、安定感が生まれて、収まりの良い画面になります。

スクリーンショット 2021-05-18 11.34.41

ホリゾント撮影もこれを基準にします。

スクリーンショット 2021-05-18 11.35.01

この9分割法はカメラの設定でも表示することができます。先ずはこちらの機能をフル活用してみましょう。スマートフォンでも表示できる機能のあるアプリ等もありますので、非地上的に意識して撮影してみると良いでしょう。

step 2. バランス

スクリーンショット 2021-05-18 11.43.14

さて、9分割法でメインオブジェクトを配置した後はバランスを見ます。

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この状態だと左に撮影物が集まり、右が空白になっています。このように背景が空の状態にならないようにします。

スクリーンショット 2021-05-18 11.44.15

そのため、画面作りでは美術と組み合わせて、バランスを取っていきます。

スクリーンショット 2021-05-18 11.44.31

こうしてみると、一目瞭然。さらに反対色を組み合わせることで、より画面に面白みが出ます。

スクリーンショット 2021-05-18 11.44.46

このバランスの組み合わせは横だけではなく、縦、斜めにも適応されます。

スクリーンショット 2021-05-18 11.45.13

このように、上にラインがあれば下のラインも入れたり…

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手前が低ければ、奥に高さのあるものをフレームに入れてバランスを取ります。

今回の記事は以下の動画を参考としております。ぜひ、本編動画もチェックしてみてください。


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