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2020/10/14 野口悠紀雄さんオンライン講演会/「超」独学法・ネクストノーマルで成果を上げる新しい働き方

 茶封筒で情報を使用順に更新していく「超」整理法、そしてジャバラ状の「超」整理手帳という独自のメソッドで有名な経済学者の野口悠紀雄さん。1940年生まれではありますが、今も多数の著作物を出されており、多数の講演も実施し、更にはデジタルツールも積極的に活用されていて驚きとともに見習いたいと思うところが多い先生です。noteも書かれており、積極的に更新されていたのが驚きでした。

https://note.com/yukionoguchi

 この講演での内容は野口悠紀雄さんの発信で多数触れられていると思いますので、後半の質疑応答から印象に残った言葉を取り上げます。

[ 何を学ぶべきか? ]

Q. (沢山の分野の中で)一体自分が何を学べばいいのか迷ってしまう
A. Learning by doing
 「試行錯誤でやってみる」

 自分が何を学ぶべきなのかというのは悩んでいても分からない。
 勉強してみて、やっていきながら徐々に方向を変えていく。
 これが学校で学ぶこととは違う、大人の独学。 

 おすすめは、毎日一つの言葉を調べるということ。例えば「DX」など。こんな単純なことでも積もっていくと多くのことを知るようになるとのことです。

[ コロナ禍での学び ]

Q. コロナ禍で(新型コロナウイルス感染症流行以前に参加していた)読書会などのイベントが中止になってしまった。こんな中での学びはどうすればよいのか?

A. (コロナ禍の)今こそチャンス。
 「テレビ会議での勉強会を始めましょう」と今すぐ主催者の方に連絡し、日程調整しましょう。

 前のめりに「今すぐ連絡/調整しましょう」とおっしゃられていたのが印象に残りました。

[ 効率の良い学び ]

 印象に残ったのが、「効率の良い学び」についての話でした。
 (大学)図書館の本(専門書)では背の汚れているところ、つまり多くの学生が読んでいるところを読むのがポイントだそうです。
 一般書籍なら、目次ではなく「索引」を読む
 これが学校の様に順序だてて読む/学ぶのではなく、効率よく身に付ける大人の学びとのことでした。

 学生時代は「超」勉強法にお世話になっていました。そんなことも思い出しながら、過去購入したビジネス系雑誌でのインタビュー記事も再度おさらいし、「紙の手帳は予定を作る(計画する)のに向く」という言葉を改めて噛み締めたところです。

(私の好きなインタビュー記事がインターネット上で公開されていました)https://business.nikkei.com/atcl/report/16/090600161/101200008/


このnoteでは社会人大学院生としての学びと研究、そして本業である技術職の日々を通じてmarmyが得た、科学と学びに特化した記事を綴っていきます。 サポート頂いた気持ちは、marmyの学びによる更なる視点確保のための学びに使わせていただきます。