観察メモ「水の宝石」(20190608)
折角の年始休みなので、もう少し「観察メモ」について書いてみます。
今回は、過去に見つけた「きれいだな、不思議だな」をピックアップしました。
以下を自分なりにまとめてみます。
(1)それはどういった現象だったのか
(2)それがどういう条件で起きたことなのか
(3)それを見てどう感じたのか
(1)これは、去年の6月に近所に買い物に出かけた際に撮った写真です。
道路脇に植えられていた多肉植物なのですが、葉の表面が水をはじいている様子に注目しました。石のような塊に見えませんか?
(2)水の正体は雨水
これを撮影するより前の時間に雨が降り、屋外に植えられたこの植物は、雨で濡れたようです。
多肉植物には、暑さや水分の蒸発を防ぐために、白い粉をまとうものがあり、この植物もそういった性質を持っているのではないかと考えました。粉の有無を触って確かめることはしませんでしたが、後で調べたところ、こういった粉をまとう品種は、植物の美しさや健康を損なう恐れがあるため、植え替えの際も出来るだけ触らずに扱う必要があるようです。(つまり、触らなくて正解でした。)
(3)ころんとした水滴
葉の表面が水をはじいており、葉自体の形状や、葉同士の重なり合いにより、間に溜まった水滴が透明な宝石のように見えて、思わず写真を撮ってしまいました。
何気なく家の近所を歩いていて宝石を見つけるなんて!ファンタジーの世界の住人でよかったなと思いました。
色を抽出してみました。
とても好みの落ち着いた色の組み合わせなので、何かの機会に使ってみたい配色です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?