出荷調整狂想曲(※ただの備忘録)
「やまない雨はない」とはよく言ったものですが、「やまない雨もあるんじゃね?」と思わずにはいられない昨今の出荷調整地獄。
「出荷調整中のため入荷未定です。」
あの薬も、この薬も・・・
いまや世は、未曽有の薬不足の時代をむかえています。
「今が一番キツイ!」と、ここ数年で何度耳にし目にし口にしたことでしょう。
だがあえて言おう。「今が一番キツイ!」と。
私が第一に考え優先としているのは、私の薬局をかかりつけにされている患者さんが処方箋を持って来局された際に、そこで対応できずに薬を求めて薬局をさまよう難民にしない…ということである。
私の薬局で完結するように全力を尽くす。
そのための情報収集であり、近隣の医療機関などへの情報提供であり、在庫確保である。
さて、今とにかく在庫の確保に難儀し大変なのが小児領域の散剤やシロップ剤、あとは抗菌剤全般ですかね。
普段から私の薬局を利用されている患者さんのためのお薬ぐらいであれば、処方内容に出荷調整品が紛れたところで、よっぽどのことがない限りはびくともしない(ハズ)。
だけれども、近隣の薬局が陥落し、私の薬局に患者さんが集まりだしてしまうと一転して話が変わってきてしまう。
(それにしても、在庫確認もせずに門前でも何でもない私の薬局を紹介するのって無責任すぎませんかね?)
さて、ここからは実例をまじえて。
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