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一包化の監査は全包刻印までチェックするべきなのか

数日前、こんなツイートが物議をかもしだしました。
以下、内容の要約です。

薬局薬剤師(n=1)
「一包化の監査は最初の一包だけは刻印までチェックして、残りは錠数だけ数えて終わりっしょ。」

病院薬剤師(n=1)
「嘘やん。全包で刻印を確認しないで監査って言えんの、それ?」

さて、例えば新人薬剤師さんに
「全包で刻印を確認したほうがいいですか?」と問われれば、
「確認したほうがいいね。」と答えちゃいます。
だって、その一点だけで考えればミスの可能性を少しでも排除するという意味で、しないよりかはしたほうがいいのは間違いないでしょうし。

はい、答えが出ました。
しゅーりょー、かいさーん!

・・・というわけにはいきません。

そもそも前提として、個々に置かれた状況や環境などを考慮する必要があるし、そこを無視して「するべき」「そこまでする必要はない」の “ゼロイチ思考” におちいってしまうことは避けたいところです。

とまぁ、そういったところで私の考えをつらつらと書いていこうと思います。


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