6月に読んだ本でよかったやつ
6月に読んだ本でよかったやつを、多少の備忘録とともに書き残しておくやつです。
橘公司「デート・ア・ライブ アンコール2」
「デート・ア・ライブ」のキャラクターたちの騒がしい日常を描いた短編集。
やはりこの作品のキャラクターたちはどの子もかわいい……というのは短編集で特に浮き彫りになる。
けれど今回の短編集では、人の思惑を邪魔するエピソードが非常に多く、少しばかり読んでいてモヤモヤする感じもしましたね……。
ギャグだし、いいとは思うのですが……。
折紙が完全に嫌なキャラに見えてしまって、好きなキャラなだけに、もう少しいいところも見せてあげてほしかったな……。
あとエレンさんって可愛いんだなって再認識しました
しめさば「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」
26歳サラリーマンの男性が、家出JKを拾って家に置く話。
と、あらすじだけでその全てを説明できてしまうくらい、それだけの話。
なのだけれど読みやすい文章と、可愛らしいキャラクターたちとの軽妙なやり取りも手伝って、かなり楽しく読めた。
メインヒロインはもちろん家出JKの沙優なのだけれど、主人公の会社の上司の後藤さんや後輩の三島が、まあ可愛いこと可愛いこと……。
家出JK拾わずとも、会社ラブコメとしてでも十分戦えそうなくらいですね……。
“優しい”という当たり前の行為が、どこまでも人を温かくさせる、そんなラブコメです。