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過去と今、そして時代【のんふぃく!FINALEDITION-7つの星が一番輝く時-@TOKYO DOME CITY HALL】
新年あけましておめでとうございます!
皆さまいいお正月を迎えられたでしょうか。
新年早々わたくしはどでかいライブに行って参りました。
1/5のんふぃくワンマン@TDC!
自分の推しメンであるこるねが所属しているのんふぃく!。
そののんふぃく!が過去最大規模であるTOKYO DOME CITY HALLでライブを開催するということで行かないという選択肢はありませんでした。
のんふぃく自体はもう一年以上通っているのですがワンマンに行くのは初めて。前回のワンマンは平日だったのでね。
こるね以外のメンバーにも愛着が湧いておりグループ全体に感情移入もしやすい状態であったためこのワンマンは非常に楽しみにしておりました。
先月のネオジャポ野音ワンマンが自分が行ったライブで5本の指に入るぐらい良いライブでしたのでハードルを上げすぎるのも怖いなと思いつつ最高のライブを見せてくれるのだろうという期待もあり色んな感情を抱えながら当日を迎えました。
TDCに来るのはおそらく山内瑞葵ソロコンサート&小栗有似ソロコンサート以来、およそ5年ぶり。コロナ前だったのでそれぐらいですね。
『抱きつこうか?』での16期コールともったいなくてなかなか食べられなかったカントリーマアムはいい思い出です。
のんふぃく!のオタクは相変わらず若い人が多く会場周辺は陽のオーラで満ち溢れていました。
前物販の後に暇つぶしでウインズ後楽園行ったのですがオーラの差に笑ってしまった。ウインズ自体行くのめちゃくちゃ久しぶりだったけど思ってた以上に陰のオーラで一杯だった。
京都金杯で微勝ちしてウォーターリヒトの単勝持ってたので田辺もうちょっと頑張ってやと思いつつTDCホールに舞い戻り、開場を待ちました。
開場時間が死ぬほど遅れて若干の不安を感じながらも無事入場完了。
Sチケットで整理番号も比較的若かったのでなかなかいい位置を確保することができました。
友人たちとチャットをしながらネオジャポの生誕も行ってみたいなとかリバプール雪やばナショナルダービー開催できるんかいとか思いながら開演時間を待つ。
開演時間から遅れること数十分、いよいよライブがスタート!
ライブ
SEの演出がワクワク感を生み出してくれていてすごい良かった。
ステージ前の幕に映像が映し出され、その中からメンバー各々がスポットライトを浴びての登場。(のんふぃく!公式YouTubeに配信アーカイブがあるからそれを見てね!)
大きいステージだからこそできる演出であり、メンバーそれぞれがピックアップされてて映像に強いヒロインズがよく感じられた。
YouTubeで配信されていた序盤8曲は対バンでもやる盛り上がり曲が多め。
メンバーのパフォーマンスを間近で見れたのとTDCという大きなステージでライブをやっているのんふぃく!に感動してしまって衣装チェンジまではその空間にいることができる喜びをひたすらに感じていました。
こるねの表情管理は相変わらず流石でありステージのどこにいてもその変化に気が付くほどで動きの一つ一つが本当に自分好みなダンスも思う存分堪能できた。喉はちょっとギリギリの状態だったけど歌声もとてもカッコよかったです。
ダンスで特筆すべきはやっぱりまりんちゃんで近くで見ると足の運び方から体の使い方まで素人目から見てもやっぱり違うなと思いました。
またはるちゃんの凄さを感じることとなり、特に『奇跡的 無敵 キラメキ ランデブー』のソロパートは間近で見れたこともあり彼女から湧き出るオーラと歌声のパワーに痺れました。普通に「すげぇ」って声出そうになりましたし個人的にこのライブ一番のポイントだったのではないかと思います。
覚えたてのmixとチャントは口に出してしまいたくなるもので、『I LOVE YOU = NONFICTION』では落ちサビが近づいてくるにつれてニヤニヤが止まりませんでした。転調mixは普通に好き。最近ルイス・ディアスのチャントをよく口ずさんでいます。
前半パートが終わったあとは衣装チェンジでメンバーは一旦ステージからはけ、ステージ後ろにある大型スクリーンに映像が流れました。
のんふぃく!メンバーそれぞれがグループに対する想いと今月で卒業するなみちゃんに対する想いを語っており、後半は過去と今を結ぶパートになるのかなと思ったりしながら見ていました。
後半パートではデビューライブと同じセトリで曲を披露。
新参の自分ですがここまでの道のりがステージに表れているようでグッときました。
パラレルワルツのこるねのダンス、ゆったりめの曲での魅せ方が本当に天才的で僕はすごい好き。(語彙力)
このワンマンでお披露目だった新曲『アイリス』。
エモーショナルな曲調・歌詞で今までののんふぃく!にはないような曲。
のんふぃく!のすごいところってどんな曲でも形に出来るところで、それこそ7色のレパートリーを持っています。みんな個性が違うからこそできる技。
アイリスについて調べていたらギリシャ神話に出てくる虹の女神のようで、7人のグループだから7色の虹と重ね合わせてアイリスなのかなとも思ったり。
なみちゃんのMCでアイリスって花があることを知りました。勉強。
そして撮影可能曲となった『プラトニックチョロイン』。
撮影可能曲ってSNSでバズらせるためにあるじゃないですか(偏見)
演出というか運営の意図もそれだと思うので一応撮影しようとはするのですがプラトニックチョロインで振りコピしたい自分vs撮影しようとしてる自分が発生しそれに加えて撮影可能だから後ろに迷惑にならないよう配慮しなければいけないという気持ちもあり、なおかつサインボール投げ込みもあることが判明してすべてが中途半端なまま曲が終わりました。
撮影可能曲はプラトニックチョロインですって早く言ってよ!準備するよ!
急に撮影可能って言われたので!QBK!
一番知名度ある曲だし死ぬほど擦られてるけどなんだかんだライブで盛り上がる曲だから使い方ちょっともったいないなと感じました。
オタクによる激寒アンコール口上あるのかなと思っていましたがアンコール口上はシンプルでめちゃくちゃ良かったです。
簡潔でわかりやすく、フロアも盛り上がってたし個人的には歴代最高のアンコール口上でした。
しかしパチンコアンコール演出でキャンセルされててちょっとかわいそうだった。口上してた最前のオタクは豊洲PITで夢を叶えてほしい。
いどみん先生と俺はめちゃくちゃ評価しとるぞ!
アンコールでの映像の演出ですが、自分はパチンコをやらないため正直面白さがよくわからなかった。
ライブ後のポストを見るとフロアはそこそこ沸いていたようで、オーラは真逆だけど民度はウインズ後楽園と一緒だわと思わずにはいられませんでした(伏線回収)
プラトニックチョロインで不完全燃焼だったこともあり心の中のニューヨークが「最悪や!演出が遊び始めた!」と思ったのですがこれは面白さを理解できなかった自分が悪い。
桐敷回跨ぎ、CL決勝で考えすぎたグアルディオラぐらいにネタ消化していこうと思います。
まぁでも今回は最初のアンコールからそのままアンコールステージ突入の方が綺麗だったよね。
アンコール一発目、巨大風船がアリーナ客席を横断の巻。
集中力が切れかかっていたのと久保建英並みに首を振って風船の位置を確認していたため(これこそ急にボールが来るから怖い)何の曲をやったか本当に覚えていない。
無事曲もすべて終わり、最後の挨拶の前に5月17日豊洲PITでのワンマンライブ開催が発表されました。おお!なみちゃんがまだいるのにちょっと気まずくないか!となりました。
メンバーからの最後の挨拶。
この7人でTDCのステージに立てた感動、なみちゃんが去って行ってしまう寂しさ、色んな感情が渦巻き、涙しているメンバーを見てもらい泣きしてしまいました。
なみちゃんの存在は本当に大きいんだなと思ったと同時になみちゃんがいなくなった後ののんふぃく!がどうなるかが結構不安になってしまった瞬間でもあった。パフォーマンス面でも精神面でも本当に大きな支えになっていたように感じました。
とはいえなみちゃん卒業後ものんふぃく!はライブをするわけで、そのステージを見続けた先に答えがあるのではないかと思いました。
ライブ全体を通して花道を使った演出も多く、またセンターステージでも360度どこから見ても面白い構成になっており本当にメンバーは頑張ってたんじゃないかなと思う。
覚えること死ぬほどあったと思うのにそれを見せず、本当に素晴らしいステージでした。
メンバーそれぞれが出し切る力すべて出し切って個性も際立っており、のんふぃく!らしい見せ方を出来ていたのではないでしょうか。
なみちゃんとの最後のワンマンというストーリーに没入していたのもありプラトニックチョロインとアンコール演出が浮いているように感じてしまって、満点のライブって本当に難しいなとも思いました。ここはライブの見方を変えていくことが必要なのかもしれませんね。
でもその余白がなんだかんだ愛おしいしメンバーのマンパワーが噛み合った時の爆発力はロマンの塊でしかない。自分がのんふぃく!を見続けているのもそういったところが理由なのかなと思います。
SNS映えするライブ
Spotify黎明期の2010年代、まだ知名度が少ないミュージシャンを掘り出しイカしたプレイリストを作っている人がもてはやされていたと聞きます。
ライブアイドル界では今イカしたライブ切り抜き編集が出来る人が求められているのかなと思う。
TikTokなどのショート動画全盛期の今、短いライブ動画の切り抜きはよく見かけるしよく再生されています。
需要は本当にあるんだと思う。
ライブ動画切り抜きでバズっているところもよく見かけるしそこから新規が参入してくることもあるかもしれない。
そのきっかけの1つが撮影可能ライブであったり撮影可能曲だったりする。
この『撮影可能』に対する向き合い方が自分の中での課題の1つ。
自分も撮影可能なライブで動画を撮影し、それを投稿したことがあります。が、再生回数を回そうと思ったら気の利いた編集が必要になるし素材も重要でめちゃくちゃ難しいなと感じました。
アイドル側もやはりSNSでバズりそうな演出を考えたりしていて、ライブでもよりSNS重視になっているのを実感しています。
自分に編集技術がそこまで無いことに加えてどちらかというと自分の中のリソースは生身でのライブ体験に費やしたいという思いがあり、そう思うとレンズ越しにライブを見ている時間がもったいないなと感じてしまう。
全曲撮影可能とかだと案外ライブ楽しみたい組と撮影組で棲み分けが出来ていてそんなに気にならないんですが、1曲だけ撮影可能曲とかだと周りがみんな一斉にスマホ構えるので派手に動けないのとその曲でのライブの一体感はあまり生まれないのでなかなか難しいところであります。
友人の1人がサッカー観戦の記録をまとめる際にアクションカメラであるinsta360を使用しており、これは良い試みかもなと思いました。
これならレンズ越しにライブを見る必要も無いし撮影も簡単なので実用性はありそう。
これからはSNSでバズらせる目的であると割り切りつつ、自分が1番楽しめるやり方を模索していきたい次第。
やっぱりレンズ越しは肉眼には勝てないと思ってるのでそこをうまく共存できるようになりたいですね。
めちゃくちゃ動画回ってくるのもあってそのシーン見てないのにとうかちゃんがピノ食べてるとことパチンコ演出がのんふぃくワンマンで一番最初に出てくる思い出になるのが嫌だったのでこんなことを書いたんですが、SKEのナゴドコンではGlory daysでの間奏カット(今思うと木本花音のオタク本当に可哀想)と未来とはの逆再生MV撮影(声出せなかったので死ぬほどシュールな時間だった)、2018年の乃木坂バスラではアンコールで秩父宮出演組に飛鳥ちゃんが居たとき(ライブで脳汁が一番出た瞬間は間違いなくここ)、チーム8のツアーファイナルではひぃちゃんの卒業匂わせ(あれ本当に悪い)、ニジマスの武道館ではハートサングラスでの歌詞飛ばし(3人ぐらい続いて飛ばしてて笑った)が最初に出てくる出来事なのでまぁそんなもんだよねと心を落ち着けました。
2025年はどのような1年になるでしょうか。
推し活は破滅しない程度にほどほどに、楽しんでいきましょう!