AZ 24/25シーズン前半戦振り返り!【欲しいのは勝利】

皆さんこんにちは!
24/25シーズンのエールディビジ、前半戦が終了しました。

今シーズンのエールディビジはFODで配信されています。
毎節3〜4試合を配信してくれる上にほとんどの節でAZの試合が割り当てられてるのでAZについては今のところほとんどの試合を見ることが出来ています。
ELはWOWOWオンデマンドで見ることが出来るので今シーズンAZを追うには最高の環境が整っていると言えるのではないでしょうか。
本当に配信してくれてありがとうございます。大感謝。

23/24シーズン終了後、菅原とパブリディスが移籍。一つの時代の終わりを迎えました。
そこに毎熊やパロットといった新戦力やユースリーグ優勝組がチームに加わりスカッドがガラッと変化。
また新しいサイクルの始まりを感じさせるプレシーズンとなりました。
シーズンが開幕し序盤は勝ちを重ねるもELとの過密日程が重なった10月に大型連敗を経験。
得点力不足や守備の乱れに苦しみながらも12月のアヤックス戦、トウェンテ戦での勝利でなんとか持ち直し現在5位に付けています。

相変わらずカウンターが得意なチームで純粋なロングカウンターや前プレからのショートカウンターでチャンスを作るシーンが多く見られました。
サイドバックを絡めたサイド攻撃はいい形が作れており良いインナーラップを見せてくれることもしばしば。
なんとなくですがスロットのチームを参考にしているのではないのかなぁと思います。(元AZだしね)

守備は基本的に1人に対し1人で守るスタイルですがワンタッチで剥がされたときや反則級ウインガーと対峙したときの対応はまだ改善の余地あり。
特に毎熊は反則級ウインガーとのマッチアップに苦戦している印象がありますが本人の能力はあると思ってますので後半戦に期待です。

セットプレーは攻撃側でも守備側でもまだまだ発展途上。
フィジカルお化けの選手がいないというのが大きそうですがここで得点を取ることが出来れば取りこぼすことが少なくなりそうです。

さて、ここからは自分が印象に残った試合と選手をピックアップして紹介していきたいと思います。
それではどうぞ!

印象に残った試合

vsヘーレンフェーン(エールディビジ 第5節)

ファン・ペルシー率いるヘーレンフェーンから9点取った試合。
前半は拮抗した展開だったものの後半サディク大爆発で後半だけで7点取りました。
裏にサディク走らせるだけで点が入る。
パロットが4ゴールでここまで苦戦していた印象を吹き飛ばす活躍を見せてくれました。
サディクと共にここから調子を上げていくのかなと期待が持てた試合でした。
一方これだけ点取ってしまって次の試合大丈夫?と思ってしまったことも確かで。
この大勝以降チームは調子を落とし得点力不足に泣くのでありました。
サディクも怪我しちゃうしね..

vsフェネルバフチェ(ヨーロッパリーグ MD4)

あまりにも感動してしまってnoteにマッチレビューを書いてしまった試合。
クラーシ怪我でフェネルバフチェの前線どうすんねん…と思ってたところに現れたクワクマンという超新星。
クラーシの代役を見事にこなしついでに自分の心も奪っていきました。
またスミットがトップチームデビュー。
見事なゴールを決めて途中出場ながら大活躍、鮮烈なデビュー戦となりました。
大型連敗中の勝利だったこともあり喜びはいつも以上に大きかった。
前半戦最も印象に残っている試合です。


印象に残っている選手

Dave Kwakman

クラーシが不在のフェネルバフチェ戦、中盤人居ない!どうすんの!やばい!と思っていたところに舞い降りてきたAZの未来①。
的確なポジショニングによって前線への繋ぎ役を完璧にこなしていました。
キックの精度も十分でクラーシ不在を感じさせない最高のパフォーマンス。
クラーシも安泰ではないぞと思わざるを得ない活躍でした。

クラーシが戻ってきてからはベンチ生活になってしまってるのですが本人のポテンシャルが申し分ないことはすでに証明済み。
先述の通りオフザボールの動きが抜群に良くキックも良いものを持っています。
後半戦必要になるシーンはあるでしょう。

数年後、AZの中心で中盤を支える選手になってるといいなぁ。そんな時が来たら多分泣く。


Kees Smit

こちらもフェネルバフチェ戦でデビューしたAZの未来②。
途中交代で出てきたときは「こんな若手で大丈夫か?」と思っていたが試合終了時にはその活躍に拍手が止まらなかった。
得点シーンでのボールの持ち出しからワンツーで走りこむ場所・タイミング、すべてが完璧。
鮮烈なデビュー戦でした。
彼もまたオフザボールの動きにセンスがあり、パスを受ける位置が本当に良い。
内に絞る動きが出来る毎熊と相性が良さそう。
中盤から前は全部出来るようでポテンシャルは非常に高いです。

2006年1月20日生まれの18歳。あいすちゃんと同い年。誕生日も3日違い。
最初年齢見たとき若すぎてたまげました。
若いがゆえ無駄に突っかかってしまうこともあり、ガラタサライ戦では途中出場ながらイエローカードを2枚もらい退場してました。
あと寝坊で練習に遅れて先発予定だったのにベンチスタートになったり。
どんな理由だよ。

何はともあれAZの未来であることは変わりありません。
怪我無く成長して数年後中心選手になってることを願っています。

Troy Parrott

トッテナムから加入したアイルランド人FW。
足元の技術もありポストプレーも頑張りボールを受けに来てくれる..けどなかなか結果が出なかった。
前半戦はゴール前良い形でボールを受けるシーンが少なかったのも影響していたように思う。
ただアヤックス戦から3戦連続でゴールを決めるなど12月に入り本格的にエンジンがかかってきた。

パブリディスのときもそうだったように、彼も使い続ければ結果はついてくると思っていました。ポテンシャルはあるのよ。
勝利につながる重要なゴールも決めており、後半戦も活躍が期待されます。
前半戦叩いていた人間が黙るぐらい得点量産してほしい、それが出来ると信じてる。

Ruben van Bommel

お父さんは元オランダ代表のマルク・ファン・ボメルさん。
ちょいちょい試合を見に来てたね。
父親譲りのキックを持っているのだが如何せんシュートが決まらない。
ウイングらしくスピードもあるしカットインからのシュートはパワーがある、ただ決まらん。
良い抜け出しも出来るんだけど..
ポテンシャルはめちゃくちゃあるだけにもどかしい。
これが決まるようになるとカールソンのような存在になれると思うので後半戦期待しております。
本当にあとは決めるだけ。決まるようになったら推しメンになりそう。

印象に残ったゴール

Kees Smit フェネルバフチェ戦のゴール

コープマイネルスのスーパーミドル、パロットのドンピシャヘッドなど印象に残るゴールは多々ありましたがやはり一番はこれ、フェネルバフチェ戦でスミットが決めたゴール。
ボディフェイントとランニングで3人を置き去りにし、さらにシュートフェイントで一人かわしてゴールに流し込む。
なんと美しいのでしょうか。
ひょっとしたらシーズンベストゴールになるかもしれません。
試合展開やチーム状況も相まって思い入れが非常に強いゴールです。


10月の連敗で一時はどうなることかと思いましたがここまで立て直すことが出来たのは見事。
コープマイネルスとクラーシの中盤に安定感が増し、前線にも活気が戻ってきて12月は苦労しながらも結果が付いてきました。
首位のPSVとは本当に大きな差が開いてしまいましたが2位以下はまだまだ団子状態。
ここからの巻き返しに期待しましょう!
後半戦もFODさんよろしく頼みます!

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