目展示チャートの活用方法
はじめに
展示評価、みなさんされていますか。
なぜ展示評価が必要なのか。
答えは単純で、穴はモーターから探すべきだからです。
何度も言ってきていますが、基本的には、競艇予想紙や、ホームページの予想情報、選手の腕、階級、データそれら全てが見られるようなサイトを見て、予想を組み立てていく人が、ほとんどです。
そうなると、そういったサイトや新聞を見て、そこから穴を拾っていくことはなかなか難しい。
何故ならみんなが狙う買い目とほぼほぼ被ってしまうからです。
そこで穴を狙うのに本当に大事なのが、
その時その瞬間に実際に動いているモーターはどれなのか、ということなんです。
エンジンの差で穴は拾えます。
これは数字の話ではありません。モーターの2連対率や、前節誰が使用していのか、なんてことは展示を見てから確認するべきです。
数字が先行して、2連対率が50%あるからいいエンジンだ、なんていう判断は早計すぎます。
エンジンなんて、その時の整備、気候、気温などに影響されて出る出ないが、ありますから。
そう言った理由で、【目展示】というのは大変貴重な予想材料になっていきます。
例えばですが、イン戦が強い選手が1号艇にいて、他が腕のないB1ばかりという状況。
そのインがやられる可能性があるなら何だと思いますか?
それはモーターの差なんです。
水の上を走る競技なので、腕だけでなく、モーターの整備や動き、そこも含めて全て大事になってきます。
目展示の重要性、モーターの良し悪しの評価は数字じゃない。
そこをまず、頭に叩き込んでください。
目展示チャートを出し始めたきっかけ
自分が目展示チャートを出し始めたきっかけを軽く。
蒲郡の高橋アナが目展示チャートというのをホームページにて掲載しています。
地元プールが蒲郡ということもあり、競艇を始めてからの師匠は高橋さんでした。
目展示の重要性を知ったのもそこが始まりでした。
あてもなく、何の根拠も持たずに穴を狙うボートビギナーの頃。
ただの妄想ばかりをし、全く当たらない。
そこで知ったのは、目展示チャートを出している高橋アナの存在。
それから僕は目展示の重要性に気づき、今では展示評価が最重要項目となりました。
そんな重要性の高い高橋アナの目展示チャートみたいなものを他の場でも活かせないか?
他の場にはそういうものがないよな。
そんな風に考えたことが、【目展示チャート】を提供しようと思うきっかけとなりました。
目展示チャートの見方
ご覧の通り。
横軸が【スリット付近の勢い】
縦軸が【ターンの雰囲気】
もちろん、右上に行くほど良い、左下に行くほど悪いという評価になります。
まず第一に間違えて欲しくないのは、このチャートはあくまで"評価"であって、"展開予想"とは全くの別物であるということです。
右上にいる評価の高い選手は、舟券に絡む可能性は大いにあると期待はできるが、それがどういう展開でそうなるのか、ということとはまた違うということ。
この目展示チャートというのは、これを元に【展開予想】をしていくものだと思ってもらって間違いはありません。
では、どうやって展開予想をしていくのか
例えば。
スリット付近の勢い5で、ターンの雰囲気が2の
❹号艇がいたとしましょう。完全に伸び仕様のバランスの取れていない舟足ですね。
そんな時の例えばの展開予想の仕方はこう。
この4がスタート先行して捲りに行けるのではないか?しかしターンは弱い、なら捲っていって流れたりしないか?
しかし左隣の3号艇もスリット評価4でそこそこ。なら3が壁になっていけないんじゃないか?そんな風に考える。
ターンの雰囲気がいい1や2は回り足がいいなら、4に捲られても残せるんじゃないか?とか。
評価を元に、展開を考えていくんです。
また一概に、スリット付近の勢いとターンの雰囲気だけで展開予想をする、というのは難しく、そこに選手特徴も挟んでの展開予想も、時には必要になってきます。
しかし、先ほども言ったように穴を狙うなら確実にモーターで狙うべきです。
それゆえ
この目展示チャートが1番大事であることは、
間違いありません。
もう一つ少し難しい話をします。
スリット評価に関して↓
細かい詳細に関しては、【目展示チャート】をツイートする時に記載することがありますが、例えばスリット足がいい、という評価に置いて【スリット足4】として評価している場合でもその中身が【伸び】がいいのか、それとも【行き足】がいいのか、では展開の内容は大きく変わってくる。
行き足というのは中間速。
5速のミッション車で言うところの2速〜4速
ちなみに1速は起こしとか出足と言われる部分。
伸びというのは、5速の部分。
同じ【スリット付近の勢い】の評価の違いは、ツイートの記載内容で確認するか、ご自身の目で確認してもらったほうがいいでしょう。
なるべく記載するようにはしていますが。
ちなみになりますが
僕の書く目展示チャートでは、回り足評価やスリット足の評価が共に2以下になると、よっぽど舟券には絡めないだろうと判断をした、ということになります。
3のところにいれば、普通と判断、展開さえあればこれるかもね、です。
細かいことがわからなければ、DMで聞いてもらっても構いません。
目展示チャートと展開予想の融合
これ、今日の若松の12Rの目展示チャートです。
オープンチャットに先出しした買い目は
1-6=245
4-126-126
2-16-146
でした。
この目展示チャートで行くと、ロケットスタートで伸びていくような選手はいなさそうなスリット隊形でみんな3評価。
しかし❸号艇のみ、起こしからの加速が悪く伸びられ気味。
これでは❹に頭を叩かれると予想。
しかし❶❷もスリットは普通なので、あるとすればターンが普通でも展開ある❹石野の捲りざし。
舟足のいい126を軸に❹頭を買いました。
❸号艇の直線が弱いと言うことは❹が攻める。攻めてもターンが普通なので、気配の良さそうな❻が展開を突いての1-6=245
❸は雰囲気良くなかったので切り。
また❹が攻めることによって、捲りきれないにしても❶の西山が抵抗して❷の毒島の差し切りもあるかと思い2-16-146も買い。
こういうような、目展示チャートと展開予想の融合の末に4-6-1の33580円を的中させることができました。
展開が捲りなのは、正直焦りましたし、運が良かったとしか言えませんが、これも目展示と展開予想の融合があった結果と言えると思います。
今の若松12Rの目展示チャートと展開予想で、何となく予想の仕方がわかっていただけたかもしれませんが、ボート初心者の方は、評価のいい選手のボックスだけ買ってみるとか、頭固定で流してみるとか、そんな買い方でもいいかと思います。
レースを幾度となく見て、やっと展開予想ができるようになってくるものだと思いますので、そう言う形でチャートを利用してみてください。
穴狙いは【目展示から】
これは忘れないでください。
展示を見られない人に競艇の穴予想はできません。
展示を見られない人に展開予想はできません。
最重要項目は【目展示評価】です。
忘れないでください。
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是非とも、よろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
続編はこちら。
https://note.com/anahunakenshi_t/n/n5de2bdc16134?magazine_key=m6df8e11fde9b
こちらは
『スタート展示の見方』の記事です。
有料ですが、読む価値を存分に詰め込みました。
https://note.com/anahunakenshi_t/n/nd5cf379d6d4d
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