最重要ワークでもあるので、おさらいとなります。
「相手の考えを考えない、ジャッジしない」
前後の状況や見た感じ等から、ある相手が「…と考えてるようだ」「…のような人格を持った人のようだ」の段階でまず気づき、「そうだ、そうに違いないんだ」と最終決断を下すまでに至らなければ、その相手を変容を加えずの素のままの存在と在らしめることとなるのは徐々にお分かりになられたでしょうか。
また様々なスピリチュアルの教えで最重要とされているforgive;赦しの極意でもあり、手放す、咎めないというその語源の通り、「他者の考え」についての考えを手放し、たとえそれを最終的にそのはずだと決定を下してしまっても「咎めない」ことなのです。
更にここで各個人が全くの別種、異次元の存在であったという新しい目で再認識するることにより、実は日々日常の人間関係、他者との遭遇こそが異次元との遭遇であったとのも分かります。その理解を自分のものとすると、日常で合っていた他者全てが、ヌースでいう直行化、次元シフト、アセンションするきっかけであるとも分かり、ますます自己のメタ存在への道が進むことともなります。
こういった視座・心構えによる、素の他者を始めとするそのままの外面世界との出会いは、本来の自己の内面との再会とイコールでもあり、他者の判断をしないことこそが真の自己に出合うスタートとなっていきます。(素粒子を介して、外内は連動しているためです)
またこの「ジャッジ無し視点」の効果として、逆に他者から見られている自分という自意識もどんどん希薄になっていき、結果、物質存在と思い込んでいた肉体的な自己という認識も薄れていくわけです。
また肉体的自己の保持、存続のために終始していた他者の思考や他者の人格や外部状況に対するこの「勝手なる勘ぐり」の放棄により、コンピュータでいうCPU占有率にあたる無駄使いされていた思考キャパが一気に解放されると同時に、スピリチュアル最大課題のひとつでもある「自我、エゴ」の鎮静化も起こることとなります。
やがてその自我エゴは、メタエゴとも言える霊我的エゴに変位し、思考や脳に刻まれていたであろう回路は、外面を内面の反映と正しく観るための役割に書き変わり、そこからのメッセージやサイン、啓示などを受け取る真眼の開眼、また旧エゴが再度活性化しないかの監視プログラム等へと変容を遂げます。
特に職場や人間関係の問題などが発生した時は、言わば内面軸のポールシフト(自分の意識が直交化していく感)の進展が加速し、成果も確認しやすいです。
なぜならそういった状況では、より多くの相手が自分に対して、より強く「自分について〜と考えてるはずだ」等が多くなりますので、本ワークを適用する機会が大幅に増えますのでポールシフトがどんどん進み、軸が直交角度にグイグイ立ち上がっていくわけです。
ガンバリマセウ!