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【ロボットの基礎知識(01)】産業用ロボットとは

皆さん、こんにちは、JapanStep(ジャパンステップ)です。
いつもJapanStep公式note、MetaStep(メタステップ)をお読み頂き、ありがとうございます。

JapanStep公式noteではこれまで「AIの基礎を学ぶ」「暗号資産の基礎知識」といった、基礎学習の連載コラムを執筆して参りましたが、この度新しいコラムを立ち上げます。
その名も「ロボットの基礎知識」

今秋11月にローンチ予定のJapanStepメディア第2弾「RoboStep(ロボステップ)」を控え、今のうちからロボットの基礎知識を学ぼうという本企画。

数十年前は、「ロボットは工場にしかいない」というイメージが先行していました。しかし今では、私たちの生活圏内の至る所でロボットを目にする機会が増えましたよね。エンタメ施設における接客、ビル清掃、警備、配膳などなど。実は、ビジネスにおけるロボットの種類は大きく分けて2つに分類される事をご存知でしょうか。

1.産業用ロボット
2.サービスロボット

一体それぞれどんな違いがあるのでしょう。技術が進化し、私たちの生活や仕事にどんどん浸透している今だからこそ、ロボットについての基礎知識をアップデートしていきましょう。
初回のテーマは「産業用ロボットとは」です。よろしくお願いします。

産業用ロボットとは

主に製造業等の分野において、「特定の作業を自動化」するために使用されるロボットを指します。

産業用ロボットの主な特徴は、その高い精度と速度、そして大量生産に適した強力な処理能力と持続力です。これにより、人間が行うよりも速く、正確に、そして長時間にわたって作業を続けることができます。

(引用:TRUST SMITH株式会社) 
自動車工場におけるティーチング不要のアームロボット。
ロボットをAIで制御している工場もあるようです

GDP世界4位の日本産業を、根底から支える産業用ロボット。
その利用分野は多岐に渡ります。
自動車・自動車部品/電気・電子機器/半導体製造装置向け、液晶/バイオメディカル/食品/物流 などなど…。

日本で初めて産業用ロボットが誕生したのは、もう半世紀も前の話です。1968年、米国のベンチャー企業・ユニメーション社と技術導入契約を結んだ川崎重工は、国産化に着手。1969年に、国産第1号の「川崎ユニメート2000型」を完成させました。
これ以降、日本の産業用ロボットは、自動車産業を中心に、開発が加速。大きな世界シェアを獲得する一大産業に成長し、現在の「ロボット大国」の礎を築きました。産業用ロボットは、「米国生まれの日本育ち」と言えるかもしれません。

出典:川崎重工業

産業用ロボットでイメージしている上記写真のような腕の部分だけですが、そもそも産業用ロボットは、どういった構造となっているのでしょうか?
次回はその点について解説していきましょう。


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