【展示会レビュー】関西ロボットワールド@インテックス大阪
皆さん、こんにちは、MetaStep(メタステップ)編集部です。
いつもMetaStep(メタステップ)をお読み頂き、ありがとうございます。
MetaStep(メタステップ)を運営しているクロスアーキテクツでは、メタバースとも親和性のある「ロボット」分野にも注目しています。
「メタバース×AI」「メタバース×ロボット」のように、先進技術との融合は、メタバースの社会実装をさらに進める起爆剤となると考えています。
以前記事でご紹介したとおり、サービスロボットの業界団体ロボットビジネス支援機構(RobiZy(ロビジー))さんに、MetaStep(メタステップ)の後援としても参加頂き、様々な共創を開始しています。
後援をご縁に、RobiZyの広報担当として、サービスロボットの普及を支援させて頂くとともに、新たなプロジェクトも進行中です(プロジェクトの全貌はまた別の機会に!)
さて、今回の記事の本題。MetaStep(メタステップ)編集部は2024年5月30日から2日間、情報収集とRobiZy広報の活動を兼ね、「関西ロボットワールド」を訪問してきました!
未来の中心的な産業の一つ、ロボットをテーマとした展示会だけあり、出展企業の展示技術やセミナーは興味深いものばかり! ごく一部にはなりますが、当日の様子を皆さんにお届けしますね。
ロボットビジネス支援機構(RobiZy)は、会場入ってすぐの場所にブースを構え、会員企業であるサービスロボット事業者の最新技術を紹介していました。
こちらは来場者の注目を集めていた技術のひとつ。「ニオイの可視化」を実現した立花デバイスコンポーネントの「アロマビット」。世界最先端のデジタル嗅覚ソリューションです。約5㎝四方のセンサーがニオイを分析しデータ化できる技術です。
人の五感(視覚・聴覚・嗅(きゅう)覚・味覚・触覚)の中で、嗅覚はまだまだ開拓途中の分野なんだそう。こうした「ニオイの可視化」は、商業施設や厨房、病院など様々な場面で活用が可能で、ロボットにこうした技術が組み込まれ、私たちの生活を便利にしてくれる世界もそう遠くはないかもしれません。
ロボットの展示会でもメタバースに関するワードを発見!
ロボットに関する展示会ではありますが、MetaStep(メタステップ)編集部の嗅覚が働くのは当然ながら「メタバース」や「AI」「VR」といったワードです。
今回、このテーマを取り上げていたのが、ビジネス支援施設「ソフト産業プラザTEQS(テックス)」。
「人をつなげ、テクノロジーをつなげ、ビジネスを育てる」ことをコンセプトに、事業計画のフォローアップから実証実験のサポートまで行う大阪産業局が主体となって運営している施設です。
その中でMetaStep(メタステップ)編集部が特に注目したのは「5G X LAB OSAKA」(ファイブジークロスラボ大阪)です。
「5G X LAB OSAKA」では、ソフトバンクの協力のもと、5G環境での開発・検証と5G活用事例のデモを体験できるほか、ビジネスサポートも実施。
自社で5Gの研究環境を持たない企業等が当施設を利用しながら、事業開発を進めているとのこと。
ユースケースの一つが、歯科治療におけるXR技術活用の有効性です。
歯科に限らず、現在地域の医療格差が課題となっています。こうした社会課題を解決する手段として期待されているのが5G(第5世代移動通信システム)やXR技術です。
例えば、東京にいる指導医と大阪にいる若手医師がVRデバイスを装着し、高速通信が可能な5Gネットワークを使うことで、遠隔手術支援が可能となります。
また、VRゴーグルを装着し、遠隔地にいる医師同士で技術研修も可能とのこと。書類や2次元の画面上では、分かりづらい技術的な内容や解剖や手術の手順も、患者のデータを基に作製した3Dモデルを見ながら研修を行うことで、知の共有の精度が格段に高まめることができます。
MetaStep(メタステップ)編集部も、改めて医療におけるXR技術の可能性を感じました。
「5G X LAB OSAKA」では5G通信を使ったロボットの実証実験も多く行われているそう。他にも多くの事例が紹介されていましたが、さすがに長くなりそうですので、本日はここまでとします(笑)
最後に
ロボットビジネス支援機構RobiZy(ロビジー)のブースには、MetaStep(メタステップ)を運営するクロスアーキテクツが作成した「とある告知チラシ」もラックに置かせて頂きました。
「Autumn OPEN」……!? 今年の秋に何が起きるのか。
実はクロスアーキテクツ、新たな動きを進めます。ぜひご期待ください。
本日もお読み頂き、ありがとうございました。
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