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【ロボットの基礎知識(02)】産業用ロボットの構造
皆さん、こんにちは、JapanStep(ジャパンステップ)です。
いつもJapanStep公式note、MetaStep(メタステップ)をお読み頂き、ありがとうございます。
今秋11月にローンチ予定のJapanStepメディア第2弾「RoboStep(ロボステップ)」を控え、今のうちからロボットの基礎知識を学ぼうという本企画。
まずはロボットを大きく2つ、
①産業用ロボット ②サービスロボット
に分けてそれぞれ学んでいきます。
今回は①産業用ロボットの構造です。
(前回の「産業用ロボットとは何か」も併せてご覧ください。)
産業用ロボットの構造
まず、産業用ロボットはどういった構造で作られているか知りましょう。
1.作業する腕に相当する「マニピュレータ」(manipulate=操作する)
人が製品に直接触れることなく作業を行うための部位。一般的には、腕のような形をしていることから「ロボットアーム」ともいわれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1726444842-veGTgUADnBH5Y6J2ZNhcfkOs.png?width=1200)
2.マニピュレータを制御する「ロボットコントローラ」
まさにロボットの“頭脳”といえる部分になります。
産業用ロボットを動作させたいプログラムを記録し、具体的に動作させるための指令値を計算するための処理装置(CPU)や入出力信号を制御する入出力基板(I/O基板)、マニピュレータを動作させ電力を供給するサーボドライバが組み込まれた大きな機器です。
最近は現場に設置する省スペース化のために、小型化も進んでいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1726445525-zSrDhwBsRxjluotEyUkv3QXW.jpg?width=1200)
3.動作のモニタリングをする「プログラミングペンダント」
マニピュレータに作業するための動作を教えます。ティーチングペンダントとも。
![](https://assets.st-note.com/img/1726443461-fBKALv5tHmF9k3XOjT28CVsM.jpg)
(引用:安川電機 スマートペンダント)
付属品
付属品として、マニュピレーターのアーム先端に取り付ける「エンドエフェクタ」と呼ばれるユニットもあります。市販品を購入して取り付ける場合もあれば、ロボットで扱う対象物に合わせてシステムインテグレーター(SIer)が製作することが多いようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1726445130-K1uCizTeJSvf4aZIQdl5pLmn.jpg?width=1200)
用途に応じて装備を変える――。男心をくすぐります
産業用ロボットで一般的にイメージされる部分は、マニュピレーター部分だという事がわかりましたね。この構造を踏まえた上で、次回は各現場に応じて様々な形状がある、「産業用ロボットの種類」について解説していきましょう。
本日もお読み頂き、ありがとうございました!
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