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【対談】KDDI×Cluster「デジタルとリアルの相互作用」

皆さん、こんにちは、JapanStep(ジャパンステップ)編集部です。
いつも、MetaStep(メタステップ)やJapanStep公式noteをご覧頂きありがとうございます。

7/1(月)、主にアジア・アフリカ・中東地域において金融サービスを提供する英国の「スタンダードチャータード銀行」主催、同行グループのベンチャー支援ビジネスユニット「SC Ventures」も参加した、Web3・メタバースにフォーカスしたセミナー“Treasury Leadership Forum 2024 – The Blueprint for Tomorrow”に参加してきました!

溜池山王の「ザ・キャピトルホテル東京」にて行われた当イベント。
海外企業も多数出席することから日英の同時通訳も完備

Web3やメタバース、AI、Fintechを中心に、今後世界を成長に導く「新たなデジタルフロンティア」における有識者を集めた本セミナー。これらの分野において更なる理解を深める対談が数多く行われました。

その中で今回取り上げるのは、メタバース分野のセッション。
NFTマーケットプレイス「αU market(アルファユーマーケット)」等を展開する、KDDI 事業創造本部 矢島葉介氏と、国内大手メタバースプラットフォーム「cluster(クラスター)」CEO 加藤直人氏の対談です。
バーチャル渋谷などをはじめ、多くのコラボを実現している両社。どちらもMetaStepでは取材させて頂いております。

金融機関や事業会社が集まる中、やはり気になるのが有識者の観点から見た、メタバース活用における今後の展望です。

(KDDI 矢島氏)メタバース・デジタルツインはもっと一般化していくと思っています。現に、最近では「製品を体験してもらう」ことでエンゲージメントを高めるという施策に注目が集まっているため、Webサイトを3Dモデルにして、体験型にする動きも進んでいます。

KDDI 事業創造本部 矢島葉介氏(左)と Cluster 代表取締役CEO 加藤直人氏(右)

(加藤氏)最近だと、サステナビリティの観点でも注目されていますね。
リアルで店舗を作るよりも、全部デジタルで完結するメタバースは圧倒的に環境に良いです。人の移動は遠隔参加で不要ですし、工場シミュレーションの為に製品を輸送せず、メタバース上で行う事で車による排気ガスも無い。

(矢島氏)とはいえ、リアルがなくなるわけではありません。スポーツやライブといったエンタメも、リアルで楽しむ方が良い場合も多いでしょう。
我々の考えとしてはリアルとバーチャル双方の良さを活かした社会が出来上がっていくのが理想です。

【現実世界との相互作用】

(加藤氏)最近は、「バーチャル空間をどう活用しようか」という話がメインになっていますが、Clusterでは「メタバース研究所」を立ち上げ、現実世界と上手くリンクできる方法を日々模索しています。

データ取得という点において、現実と比べるとバーチャルの方が容易なのは明らかです。例えば今日会場にいる皆さんが、どの対談の何のタイミングでうなづき、よそ見をするのか(笑)というデータすら、メタバースでは簡単に取れるんです。
そうして、メタバースで得たデータをリアルに持ち出して、実証実験などに活用する。さらに、現実の結果を元にバーチャルでも新たな実験を試みることを考えています。

この相互作用が、今後のデジタルツインやメタバースの在り方だと思っています。どんな新しい未来が切り拓けるのか、我々自身も非常に楽しみです。


終わりに

今後世界を成長に導く最先端の分野に関するイベント。国内外からの参加者からは、多くの質問が飛び交っていました。世界の発展を見据え、これからの成長戦略を考えるべく集まった人々の熱い思いが伝わるイベントとなりました。
JapanStepも、現在の「MetaStep」だけでなくロボット、AI、宇宙といった注目のジャンルでメディアを立ち上げる予定です。乞うご期待下さい。


本日もお読み頂き、ありがとうございました。
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