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【セミナーレビュー】世界のWeb3から見える日本の社会実装のチャンスと危機
皆さん、こんにちは、MetaStep(メタステップ)編集部です。
いつもMetaStep(メタステップ)をお読み頂き、ありがとうございます。
本日はMetaStepを応援頂いております、「メタバースジャパン」さんのセミナーに参加するため、品川へ行ってきました!
日本トップクラスのブロックチェーンイベント「JapanBlockchainWeek」の理事である絢斗氏が登壇。
「今、アジアが最先端 世界のWEB3から見える日本の社会実装のチャンスと危機」と題して、Web3ゲーム等の成功・失敗事例を日本と海外の両面から切り込む、大変聴き応えのあるセミナーでした。
現場は満員となっており、参加している方々も非常に意識が高い様子。緊張感あるイベントとなりました。
私なりに一部ポイントをまとめたもので、私の解釈も入っておりますが、ぜひご覧ください。
【日本のWeb3の課題】
1.暗号資産交換の度に発生する「税金計算」がストレス
→Web3ゲームでNFT売買をしたらリアルで事後処理をしないといけないという話。これはαUマーケットの周年イベントの時、視聴者コメントでも見られた意見でした。※下記も併せてご覧ください
2.トークンの上場までに時間かかる
最近はIEOしない=トークンを発行しないプロジェクトが多い
3.日本語圏向けにマーケティングするので海外に届かない
→世界の大規模マーケットに売ればいいが、まずは日本とかやってるので、勢いが出ない
4.大手IPほど、Web3へ参入するのに時間がかかる
【「稼げるゲーム」は流行らない。
「面白いゲームで、たまに稼げる」が流行る!?】
・DecentralandとSandBoxのような「稼ぐ」比重が高いゲーム」は今急速に勢いが衰えています。
メタバースが先にあって、後から面白いゲームを作ろう、で成功した事例がほとんど無い。そのゲームが有名になって新たなゲームが生まれた事例もないようです・・・。
・数億人ユーザーを誇るメタバースZEPETO(ゼペット)が
「稼げる」Web3メタバース「ZTX」をローンチした
→全く流行らなかった・・・。
ひたすら農業して木を切るという地味な作業の割に、たくさんお金が儲かるわけでもないのが原因と言われています。
Web2→Web3へのコミュニティ引越しは難しいかもしれない!?
だから、先にゲームを出してユーザー数を増やしてからトークンを創る
これが成功の秘訣と言えるかもしれません。
【Web3ゲームの成功例とは】
1.PIXELS
どうぶつの森的なライフゲーム。ゲームがメインで、「たまーに稼げるアイテムがもらえる」Web3ゲーム。あまり稼げるわけではないものの(それが良いのか?)アクティブユーザー数は100万人!(VRChatは2万人)
2.BIGTIME
Decentralandの制作者が作ったゲーム。NFTトークンを一切売っていないのが特徴で、その代わり、ユーザーの中で武器がUSDで売買可能です。
非課金ユーザーが作った武器でも、需要があって買い手がいれば、インセンティブが貰える仕組みが良い。この方式なら日本でも流行るかもしれません。
【いま、DePIN(デピン) が話題】
「DePIN」は、各々が持つスマホなど、各デバイスで収集された分散型の情報をネットワーク上で集め、インフラの構築と運営を行うシステムです。
例としては、スマホゲームにブロックチェーンを絡めて、経済圏を作るという話が挙げられます。
その中でも東京電力の「ピクトレ 電柱合戦」が面白い試みです。
これは、リアルの電柱やマンホールを撮影し、電線を繋いだ長さなどを競うゲームです。
身近なインフラ設備の保守に協力することで、設備異常の早期発見等の社会貢献に寄与できます。
この、「貢献したら、報酬が貰える」仕組みが今注目されており、
MetaStepでも別の角度から「こけしポイント」を取り上げています。
「ちょっと助けてくれたから、こけしポイントをあげるよ。」という。
まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが文字数が大変なことになってしまうのでこのあたりで....!セミナーで聴いた話が、自分の頭の中にある断片的な知識と繋がるとやはり理解が深まりますね。(これぞ学びの面白さ!)
また参加した際には、レビュー記事を書かせて頂きます!
本日もお読み頂き、ありがとうございました。
フォローやスキをして頂けると、筆者の市場価値が0.001%上昇する気がしますので、是非お願いします^^
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