【暗号資産の基礎知識(9)】CBDC
皆さん、こんにちは、JapanStep(ジャパンステップ)です。
いつもJapanStep公式note、MetaStep(メタステップ)をお読み頂き、ありがとうございます。
JapanStep公式note「Web3マガジン」にて連載でお届けしている「暗号資産の基礎知識」。
今回は、近年国や政府が発行を検討しているデジタル通貨「CBDC」について学んでいきましょう。
CBDCは、Central Bank Digital Currencyの頭文字をとった略称で、日本語訳にすると「中央銀行デジタル通貨」です。CBCCは、暗号資産ではありませんが、暗号資産同様、ブロックチェーン技術の活用が検討されています。
日本銀行のホームページには
と定義づけられてします。
CBDCは、国家の中央銀行が発行し、その価値を保証するデジタル通貨と言えるでしょう。
前述の日本銀行の定義で大事なのは「中央銀行の債務として発行されること」です。現金同様、中央銀行の責任のもと供給量がコントロールされ、代金の支払いや返済の手段としてCBDCが使用できることが保証されているわけです。
現在日本では、発行にまだ慎重な姿勢を見せていますが、同じ東アジアの中国では、デジタル人民元が発行されており、2022年の北京五輪で試験的に導入されています。
今後日本でも発行された場合、企業が発行するステーブルコインにも影響が及ぶと言われています。
なお、CBDCは2つの運用方法が存在します。1つは、金融機関の間で大口の決済のみをカバーする「①ホールセール型」。金融システム全体が効率化されることが期待されている運用方法です。
もう1つは「②リテール型」。一般利用を想定し、小口決済までカバーされているもので、国民の生活全体における活用が期待されています。今後CBDCにどんな判断がされ、将来発行、活用されていくようになるのか、注目ですね。
本日もお読み頂き、ありがとうございました!スキやフォローを頂けると、記事の更新を頑張れますので是非応援よろしくお願いいたします。
JapanStepの運営会社クロスアーキテクツへのお問い合わせやお仕事のご相談は、公式HPのお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ。
では、また次の記事でお会いしましょう。