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魂の波動、暖かさ、共鳴、つまり愛 ~グリッドマンユニバース応援上映にて~


前置き


時は現代、2023年3月下旬。グリッドマンユニバースが上映された。


公式サイトより引用


私は14歳の頃に「SSSS.GRIDMAN」を見て以降作品のフアンだったので、本作が公開されると知って当日に見に行った。

もちろん大大大満足の出来だ。
映像のプロではないので偉そうに言えないが、興奮しっぱなしの映画だ。
友人三人(一人はドタキャン)も満足した。
その後、東京へ引っ越したのでその道中に「電光超人グリッドマン」を見ることにした。


円谷様の公式サイトより引用

全39話。覚悟して見たのだが…
結果は大満足。普通に面白かった。
コミカルなストーリーに加えてアツいメカの華麗な戦闘は、現代の映像に慣れた自分にとっても面白いモノだった。

東京でも追うように2回目を見に行き「もう行かなくていいかな。」と思っていると、あるニュースを耳にした。

「グリッドマンユニバース応援上映が開催!!」

目が点になり急いでサイトを見る。
自分は応援上映は未経験だったけど、興味があった。
チケットの抽選があり簡単に買えないと知ると、急いで申し込み吉報を待つがあえなく撃沈。

その後2回目のチケットでも轟沈。
「自分は応援上映童貞のままなのか…とほほ
とりあえず、ポスターが欲しいからバルト9で予約するか。」
となんとなくサイトを見ると、応援上映の文字があった。
満員近かったが滑り込みで予約でき、念願の応援上映(しかも好きな作品)に行けるのだ。

本文

少し早めに着いてしまったのでペプシを買っておいた。
14:30の新宿バルト9でドリンクを持ってうろついていたのは私だ。
15時になりアナウンスがあって着席する。
両隣はおじさまだったので安心するも、初めての応援上映に不安は隠せなかった。

そんな不安の中で応援の練習をすると

あれwww案外声出るぞwww

ちせが発破をかけてくれたので結構安心する。


30分かけて書いた目が死んでいるちせ。

感想を書くと、まず呑まれた。
誇張等の生ぬるいモノではなく、雰囲気にのまれるという経験だった。
日本人の「流される」ということでは決してない。
郷に従うという方が正しい
何よりも楽しかった。
知らない人とワイワイ言いながら映画を見る。
得も言われない一体感がどうしようもなく心地よかった。

自分は田舎に住んでるので「~が好き!!」という人間が集まることはまれで、人生で初めてグリッドマンが好きな人間が一ヶ所に集まってワイワイ映画を見る経験をした。自分の周りでもそうそういなかったグリッドマンファンと一体になれて、アニメイベに通う人間の気持ちがわかった気がする。

しかし、応援も楽しかったが合いの手が好意的な野党みたいで楽しい。
最前列にいた率先して声を出していた人には感謝しかない。

あとアチイ。物理的に暑い。
普段は映画で水分を取らないのだが、声を張るということでペプシNEXを買った。これはミスだ。


後半の激熱シーンでションが出そうになってやばかったので、次に行く人は量を減らそう。

人と映画を見る機会が昔からなかった。前述したとおり自分は友好関係からもマイノリティと強く自覚するほどに友人とは趣味が合わなかった。その中でここまではっちゃけれて、魂の開放というか、救われた。うれしかった。

これを書いている途中で応援上映をも一度するという告知がされた。
これは行くしかない。

ありがとう。制作にかかわったすべての人間に感謝を込めて。

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