対面

違和感の大きな言葉です。
対面の対義語は何だろうかと,「遠隔」ではないような。調べてみましょう。「隔絶」(https://worddrow.net/searchReverse?keyword=%E5%AF%BE%E9%9D%A2)とあります。正しいかどうかは知りません。
さて,心理面接(多くはカウンセリング)では,ここのところ,電話やらZoomなどの方法が採られて来ました。ぼくはずっと反対しています。原則面接の語義通り「面と向かう」のがいいと考えているからです。ぼく自身はいくつかの面から「ハイリスク」に合致しますから,「遠隔」がいいということはありますが,そうまでして会わないのはなにかおかしいぞと思うわけです。それは「会いたくない」という,隠れた意味があるからです。あるいは,自分でも気づいていないのでしょう。
仮に,電話やZoom等を用いるなら,カウンセラーも自宅等で電話などを使えばいいでしょうし,そういう提案は,意味不明の理由で却下されてしまいます。
別の論文に書きましたが,特に,インターネットを用いる方法は,クライアントによっては無理だと知っていて,そんなことはお構いなし。

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