創作の恥は描き捨て（イラスト修行）
はじめに
先日の投稿で、私はこんなことを言っていました。
余談ですが、ゲーム内の立ち絵をフリーのものにするのは世界観を妥協するように嫌なので、何らかの方法で自作してみようかと思っています。
まるで、「自分には立ち絵を描ける能力がある」とでも言いたげな言い回し。
さて、ここで私の画力を確認してみましょう。
…さて。
決して上手くはない。けど、画伯としてネタにできるほど壊滅的ではない。
ええ、一番イジりにくいタイプの絵心のなさ、それが私。
そんなわけで、気恥ずかしさとエトセトラでイラストの練習をSNSなどに投稿したことはなかったのですが…。
RPGを作ろうと一念発起した今がチャンス！もう、この際恥は捨てましょう。全力で恥を晒していざ参らん！
いざ！板タブ！…の前に
…と板タブをPCに接続したのはいいのですが、経験則上、漠然と創作を始めると完結せず挫折するので今回は、
『ひたすら楽してRPG立ち絵を作る』こととしてみます。
具体的には、
補助資料とかフリー素材に徹底的に頼る
一番簡単な方法を選ぶ
沼りそうになったらやめる
では改めて、いざ！板タブ！
[魔術師]ちゃんを描こう！
というわけで、今回描くのは、前回のNoteで案を出したRPGの主人公である[魔術師]ちゃん。
設定はこんな感じ。
（現代社会で言う）18歳
赤みがかった茶髪
柔らかい髪質
ロング
後ろ編み込み
顔は年不相応
肌色白
…よし、脳内に妄想の充填は完了。後は筆を動かすのみ！
1. 輪郭
……と、勇んで筆を取りましたがさっそくダメそうですね。
デッサンを真面目に勉強していない私が輪郭を描くと、上のロックマンみたいに歪んでしまうことが想像に難くない…
…ので、楽をします。トレス素材をトレスしちゃいましょう。
世の中には、補助資料を無料で提供してくださる神様がたくさんいるのです。
お？
顔の輪郭が綺麗に描けた（トレスしただけだけど）だけで良いイラスト感が出てくるものですね。
2. 線画
続いて輪郭以外、主に髪の毛を線画します。が、やっぱりここでも人に頼ります。
ちょっとggれば、髪型の描き方を教えるサイトがたくさん出てきますので、それを参考に……。
…誰だ『後ろ髪編み込み』とか言ったやつ！
バカほど難しいが？！
意外と様になっている気がします。
…じっくり見てみるとつむじの位置がちょっと下にズレている気もしますが…
妥協！
色塗りが沼りそうになったので息抜きにベレー帽被せてみました。
写真とイラストをggって参考にしながら描きましたが…うーん、普段お洒落をしないツケが出ている…。
3. 色塗り
続いて色。
まずは雰囲気を掴むためにベタ塗りしてみましょう。
あ、なんか、イラスト描いてる感でてきましたね。
さあラストスパート！
…が、
4. 陰影…？
……立体感って、どうやって出せばいいんだ…？
色々調べたところ、石膏像とか光源とか色々出てきて…。
沼りそうになったので、一番簡単な方法を探します。
…
……
………
…アニメ塗り、これだ！
段差になっているところに影を入れて……光が当たっていないところに薄く影を入れて……光が特に当たっているところに白を入れて……ちょっと紅色でチークを入れて……
化粧にもヘアスタイルにも明るくなければデッサンの知識もない私、頭から煙を吹きながらレイヤーを重ねていきます。
そして…。
う、うーん……。
なんだろう、のっぺりしてるというか、顔が死んでいるというか…。
決して下手ではないけど、こう…立体感がないから画風が子供っぽい…のかなぁ…。
まあ、初作品としては上出来…なんじゃないでしょうか？
初作品から無茶した編み込みとかは、時間掛けただけあって上手く描けているような気がします。
なにより、割と頭の中でイメージしてた通りの女の子になってる！
これ以上拘ると一生完成しないので、今回はこれで完成！ということで。
おわりに
後から見返すとまあ拙いイラストですが、自分の頭の中にいたキャラクターが紙面上に現れるというのが達成感もまたあります。
やっぱり、作品を完成させることを優先すると、続けるモチベーションになる気がしますね。
さて今後の課題は、立体感の出し方、肌や髪の艶の出し方…総じて陰影の辺りでしょうか。
今回、色々調べながら描くのに手ごたえを感じたので、Noteで進捗報告兼調べたことをまとめつつ、他のオリキャラも随時描いていきたい次第です。
微妙な絵心の諸兄の光となれ！