さよなら星ケンイチ
和歌山熊野の旅先で、イラストレーターの西哲から、栄美通信の星さんが、2018年に、亡くなったことを聞いた。星さんは、私がポンプの編集長をやっている1979年に編集部に現れ、いつのまにか友人になっていた。絵に描いたような、70年代80年代の広告代理店のコピーライター&プランナーであった。調子がよくて、いつも可愛い女の子を連れて、大酒飲みだが全て会社の経費で落として、泣いたり笑ったりして、破滅型のアナーキーなサラリーマンだった。
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