シェア
橘川は雑誌的な人間なので、人類のタイムラインと一緒に疾走していくのがロックだと思っていたので、立ち止まって過去を振り返ったり、自分を客観的に眺めて描写したりする小説が嫌いだった。嫌いというのではないかもしれないが、方法論的に違うと思っていた。そういう余裕はないと思っていた。 大手出版社には、雑誌部と書籍部があって、仲が悪い。それは方法論が違うからだろう。 そんな橘川が突然、小説を書いてみたくなったのは、50歳を越えた時だ。50歳で自分の人生は終わったと思い、生前葬を行って
「抹茶ミルク」出版プロジェクト 2020年夏に開始したYAMI大学・深呼吸学部は、オンラインの上で「教育」というフレームの中での「新しいコミュニティ」を作れるのか、という問題意識で運営してきました。「教育」の最大の意味は「クラスメート」の信頼関係を成立させることだと思っていたからです。 塾長である橘川は、毎週土曜日の夜、4時間から5時間の講義で、さまざまな指導や問題提起を投げつけながら進めてきました。そして、この「教育コミュニテイ」活動の中から、新しいプロダクツ(社