21世紀の雑誌創刊。
かつて雑誌とは、音楽やスポーツなどの同好の士の情報共有だったり、経済や政治や文化の最新情報や裏情報の共有のためのものであった。元々あったコミュニティの上で多様な雑誌が生まれ発展した。そうしたニュース的な情報は、インターネットが吸収した。
インターネット以後の雑誌は、むしろ失われたコミュニティを形成するためのものになる。つまり、情報化社会の上での新しい村づくりである。こうした情報的村が多種多様に展開されることによって、林雄二郎が言った、ファンクショナル コミュニティが成立する