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岩谷宏が1970年後半に書いた原稿を、毎日、一本ずつアップしている。 1972年に創刊した「ロッキング・オン」は、岩谷さんの言葉を借りれば「他人事ではない雑誌」として、まさに自分事として、世の中をとらえ、音楽を聞き、原稿を書いた。 私は大学生の途中で、日暮里の写植屋に弟子入りして写植を覚え、「たちばな写植」という会社を東中野に立ち上げ、そこがロッキング・オンの編集部になった。編集長は渋谷陽一だが、僕は編集室長として、スタッフからの原稿や投稿原稿を編集していた。
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