【岩井催眠】催眠誘導の流れ(導入~覚醒まで)動画&説明付き
こんにちは、催眠療法士の岩井です。
岩井催眠のYoutube動画は、暗示部分を意図的に隠しています。それは催眠誘導は、相手の状態や環境によって言葉や所作を変える必要があると考えているためです。
催眠(催眠術、催眠療法)を学ぼうとしている方で、「スクリプト」のみを重視していることが、少なからずあります。こういった方々は、スクリプト通り読んでも催眠をかけられないといった不満を多く聞きます。教えている側の責任でもあるのですが、それを被験者に責任(催眠にかかりづらいタイプですねとか、ひねくれている人ですねなど)を押し付けている術者も結構いるようです。
また、仮にうまくかかったとしても、それはその被験者の元々持っている被暗示性の高さに依存した誘導になってしまうため、術者の技量は関係無くなってしまいます。
催眠誘導は、やり方、暗示の言葉の使い方などをそのまま真似ても成功率はそれほど上がりません。重要なことは、被験者をよく視て、どの部分どこに気を付けているのか?などを少し詳しく説明してみようと思います。
今回、私の一般的な催眠誘導の流れをnoteの説明付きでノーカットで動画にしてみました。ご自身の誘導時の参考にして頂ければ幸いです。
まず、催眠誘導の一般的な流れになりますが、おそらくはこんな流れになると思います。
今回の動画では、①②を省いた形になっていますので軽く説明しておきます。(今後リクエストがあれば作成していこうと思います)
①の重要なポイントは、『被験者の持つ催眠のイメージと術者のイメージのズレを補正すること』になります。詳細は基礎講座で行っているため省きますが、一般的にいう「ラポール形成」になります。
②の重要なポイントは、被験者の顕在意識と潜在意識の両面に対して『言葉によって自分の体に何らかの反応があるを認識させること』です。
③④については、動画をもって説明していきます。
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