床反力#7 (バッティング時の後足)
2023年度より、MetaGateのオンラインサロンでは帝京大学スポーツ医科学センターの大川靖晃氏に定期的に記事を配信していただきます。
今回は大川靖晃氏の投稿記事・第23回目となります。
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オンラインサロンでは大川さんの記事を含め、月に12記事、またサロン会員には無料で月いちでオンラインセミナーも参加できます。
ここからは大川靖晃さんの記事になります。
前回、前々回と投球動作時の床反力を軸足、着地足と解説しました。
今回はバッティング時の後足(軸足)の床反力を解説したいと思います。
まず初めにお伝えしたいことは、バッティングはピッチング以上にバリエーションがあるということです。
例えば、王さんのような一本足打法であれば、後足に全体重を一旦乗せて、それも比較的長い時間キープします。(長いというのはバッティングという動作においての話です)
それに対して、ノーステップ打法やすり足で打つような選手は、そもそも後足に全体重を乗せる瞬間はありません。
その上、スイング中も、比較的後足に体重を残しながら打つような選手もいれば、イチローさんのように後足が地面から完全に離れて前足側に体重が乗っていく選手もいます。
さらに付け加えると、打った時の球種やコース、高低でも左右の足への体重の掛け方は変わってきます。
なので、今回のデータはあくまで一般的な、こういう打ち方をする人だと、こんな床反力になりますよという話になります。
ばらつきが少なくなるように、今回はあえて置きティーで計測しています。
では、まずこちらの動画からご覧ください。
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