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48歳おじさん、AI動画コンテストに挑戦!~迷走と発見の2週間~
第4回:キャラクター制作の旅 - 3DCGの思い出とAIの現在
こんにちは、メタじいです。前回は1本目の動画完成までの道のりをお話ししました。今回は、2本目の作品制作と、それに関連する過去の思い出話をご紹介します。おじさんの思い出話、お付き合いください(笑)。
3DCGとの出会い:20年前の衝撃
今から20年以上前、私は3DCGの世界に足を踏み入れました。きっかけは、偶然テレビで見た「トイストーリー」。JCOMのアニマックスだったかな。その時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。
キャラクターのリアルな質感、世界観の美しさ、そしてストーリー。どれをとっても見事で、「これを作ってみたい!」という強い衝動に駆られました。
デジハリでの9ヶ月:苦労と達成感
仕事をしながら、デジハリの夜間コースに通い始めました。主にMayaを使用していましたが、まあ難しい。入学して後悔ばかりしていました(笑)。
でも、クリエイティブなことは手を動かしてなんぼ。何を作れるかが大切だと痛感しました。
卒業制作では、きのこをモチーフにしたキャラクターのショート動画を作りました。1~2分程度の映像のために、徹夜で学校の10台くらいのPCを使ってレンダリングしたことは、今でも鮮明に覚えています。
現在のAI技術との比較
今思えば、当時は数分の動画を作るのに何カ月もかかっていました。それが今では、AIの力を借りれば数日で、しかもほぼ自動でアニメーションを作れる。本当に素晴らしい時代になったものです。
ちなみに、卒業してからは3DCGは一切やっていません(笑)。でも、あの経験が今のAI創作に活きているのは間違いありません。
2本目の作品:キャラクターへの回帰
そんな思い出もあって、2本目の作品はキャラクターものに挑戦しました。奇妙でリアルなキャラクターを作りたくて、たくさんのキャラクターを試作しました。
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ようやく納得のいくキャラクターが揃った時の喜びは格別でしたね。
「秘密の森の住人たち:誰も見たことのない世界」
これが2本目の作品のタイトルです。特にストーリーはなく、キャラクターが次々と登場する60秒の動画です。
「Midjourneyが生み出した神秘的な森の住人たちが、Gen-3の魔法でいきいきと動き出す60秒の幻想的な冒険」
...と言っても、実際には冒険なんてしていないんですけどね(笑)。
いずれ公開する機会があれば、ぜひ見てください。お暇な時にでも60秒だけお付き合いください。
3本目への挑戦と挫折
2本目を完成させた後、さらに欲が出てきて3本目に挑戦しました。今度はキャラ設定をきちんとし、オリジナリティを追求。コンセプトも考えて、かなり良いキャラができたんです。
ところが、ここで大きな壁に直面。Gen-3がキャラクターをキャラクターとして認識してくれず、うまく動かすことができませんでした。残念ながら、この作品はお蔵入りに...。詳しい経緯はまた別の機会にお話しします。
次回予告:Midjourneyの魅力
次回は、これまでの制作過程で大活躍したMidjourneyについて、私なりに整理してみようと思います。AIツールの可能性と限界、そして人間の創造性との関係について、考えを巡らせてみましょう。
20年前の3DCG初心者が、AIツールを使って創作する現在。技術は進化しても、創造することの本質は変わらない。そんなことを感じながら、これからも楽しく創作活動を続けていきたいと思います。
それでは、また次回!