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48歳おじさん、AI動画コンテストに挑戦!~迷走と発見の2週間~

第3回:創作の迷宮 - アイデアの変遷と作品完成までの道のり

こんにちは、メタじいです。前回は「ペットが飼い主の世界」というアイデアについてお話ししました。しかし、そこからの道のりは、さらなる試行錯誤の連続でした。今回は、最終的な作品完成までの紆余曲折をお伝えします。

キャラクター創作への没頭

「ペットが飼い主の世界」のアイデアを諦めた後、突然キャラクター作りに魅了されました。インパクトのある、見たことのない超リアルなキャラクターを作りたくなったんです。

最近流行っている妖怪やアニメキャラクターの実写版ショート動画にインスピレーションを受け、Claudeとの対話を重ねながら、次々とアイデアを絵にしていきました。なんと600程のキャラクターを生み出しました!

個人的に気に入ったのは、お菓子でできたキャラクター。甘いものが好きな私には、これがなかなか面白かったですね。

左上:キャンディーの女の子
右上:グミキャンディのドラゴン
左下:ライスクリスピードーナツの相撲力士
右下:和菓子の禅僧

新たな物語の構想

キャラクター作りの熱が冷めやらぬうちに、新たな物語の構想が浮かびました。

  1. 夜のジョギング中

  2. とてもきれいなお月さま

  3. 空飛ぶスケボーを準備

  4. さあ乗り込め、出発!

  5. 空を飛んでいると、、

  6. 見たこともない景色

  7. 見たこともない建物

  8. 見たこともない生物

  9. 雲を抜けて

  10. 月に到着!

  11. 最後は、うさぎと餅つき

  12. おわり

この構想に基づいて、かなり頑張って絵を作ったんです。でも、またしてもイメージ通りにいかず、断念することに...

月への散歩

日本の妖怪たちの現代生活

次に浮かんだのは、日本の神話や伝説を実写化するアイデア。天狗、河童、鬼、雪女、座敷わらしなどのキャラクターを作成し、「東京妖怪日和」というコンセプトで、妖怪たちの東京での日常を軽やかに表現しようと試みました。

居酒屋で一杯やる鬼と天狗、コンビニのアルバイトをする座敷わらし...なかなかいい絵もできて、これはいけると思ったんです。

東京妖怪日和

しかし!調べてみると、このタイプの動画はTikTokなどで既に存在していました。しかも、私が作ったものよりはるかにクオリティが高い。勉強不足を痛感しました。

最終的なアイデアへ

そこからは、これでもかというほど企画アイデアを練り、山ほどのキャラクターを作りました。最終的に行き着いたのは、最初のアイデアに近い「誰も見たことのない世界」をビジュアル化したものです。

宇宙の誕生から意識の進化まで...言葉で説明するとよくわからないかもしれません。

とにかく形にしてみる

グルグル回っていつまでたっても作品が作れないため、思い切って「とにかく形にしてみよう」と決心しました。1つ動画を作ることで一連の流れがわかる。どこでつまずくかもわかる。2つ目の動画が作れるかどうかの判断もできる。

16のシーンの画像を作り、動画化してみました。驚いたことに、これが意外と面白い映像になるんです。

Premiereでシーンを繋ぎ、Sunoを使って作成したインスト音楽を重ねると...あら不思議、かなりいい感じに仕上がりました!

カット編集も音に合わせて調整し、ついに1つの動画を作り上げました。

達成感と新たな発見

このやった感、結構爽快です(笑)。

思ったのは、想像はできていても、実際に最後まで仕上げてみると想像以上に忙しいということ。途中で「あれもこれもやりたい」という衝動に駆られますが、ぐっと我慢。1つ通して作ることで、本当にいろんなことがわかるものですね。

次へのステップ

この後、懲りずに2つ目の作品に手を出してしまいます。1つ目で学んだことを活かして、さらに良いものが作れるはず...そう信じて。

次回は、2つ目の作品制作過程と、そこから得た新たな気づきについてお話しします。お楽しみに!

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