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48歳おじさん、AI動画コンテストに挑戦!~迷走と発見の2週間~

第2回:企画立案編 - AIとの対話で生まれたアイデア

こんにちは、メタじいです。前回、AI動画コンテストへの参加を決めた経緯をお話ししました。今回は、テーマ「誰も見たことのない世界」に対して、どのようにアイデアを練っていったのか、AIとの対話を交えてご紹介します。

AIアシスタントとの対話:始まりは素朴な疑問から

まず、私が頼ったのはClaudeとChatGPTです。でも、高度なプロンプトエンジニアリングなんて私にはできません。だから、本当に素朴な質問から始めました。

私:「誰も見たことのない世界ってなんだろう?」

AI:「量子レベルの世界、意識の内部世界、形を失った人間の世界など、様々な可能性が考えられます...」

AIの回答は興味深いものの、少し難しすぎる印象でした。これをビジュアル化するのは簡単ではなさそうです。

Midjourneyでの試行錯誤

AIの提案を基に、Midjourneyで画像生成を試みました。しかし、結果は...

AIが考える誰も見たことのない世界

確かに「誰も見たことのない世界」ではありますが、何を表現しているのかよくわからない抽象的な絵になってしまいました。これでは観る人に何を伝えたいのか、うまく伝わらないでしょう。

新たな方向性を探る

ここで、視点を変えてみることにしました。

私:「みんなは何が見たいだろう?私は何を見せたいだろう?」

この問いかけから、AIとの対話はより具体的な方向に進みました。わかりやすさと面白い発想のバランスを取りながら、アイデアを出し合います。

そして、対話の中で最初に合意したアイデアが生まれました。

「ペットが飼い主の世界」

常識の逆転がもたらす面白さ

このアイデアの面白さは、日常の常識が完全に逆転している点にあります。例えば:

  1. 大型の犬や猫がスーツを着てオフィスに通勤する

  2. 小さくなった人間が、特別に作られたペット用の家で生活する

  3. 人間ショップ

ペットが飼い主の世界

このアイデアは、単に大きさが逆転しただけでなく、社会の仕組みや文化まで完全に入れ替わっている点が面白いですね。視聴者はfamiliar(親しみやすい)な要素をunfamiliar(見慣れない)な形で見ることになり、それが新鮮な驚きと楽しさを生み出します。

挫折と新たな挑戦

しかし、このアイデアを形にしようとしたとき、新たな壁に直面しました。Midjourneyで画像を生成しようとしても、思うような絵が描けないのです。

公園には人間用の小さな遊具があり、ペットたちが人間を連れて遊びに来る

結局、この案は画像生成の難しさからあきらめることになりました。でも、この過程で学んだ「常識の逆転」という考え方は、次のアイデアにつながっていきます。

次回予告

次回は、「ペットが飼い主の世界」のアイデアを諦めた後、どのように新しい企画を練り直したのか、そしてついに採用したアイデアについてお話しします。AI時代のクリエイティビティは、失敗と再挑戦の連続なのかもしれません。お楽しみに!

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