見出し画像

48歳おじさん、AI動画コンテストに挑戦!~迷走と発見の2週間~

第6回:Gen-3との格闘と気づき - AI動画制作の裏側

こんにちは、メタじいです。前回はMidjourneyでの画像制作について話しました。今回は、Gen-3を使った動画制作の経験と、そこから得た気づきをお話しします。

Gen-3 Alpha vs. Alpha Turbo

作品の制作ではGen-3 Alphaを使いましたが、提出後にGen-3 Alpha Turboを試してみて驚きました。処理速度が爆速で、制作時間の短縮に大きく貢献しそうです。技術の進歩の速さに、改めて驚かされました。(クオリティについては検証前です)

キャラクター認識の壁

しかし、Gen-3には予想外の壁がありました。画像の顔を認識できず、キャラクターを思うように動かせないのです。例えば、私が作ったこんなキャラクターは、Gen-3にはうまく認識されませんでした。

Patchwork Pals 主人公の「ボタン」

これは大きな学びでした。キャラクターを設定する際は、AIの認識しやすさも考慮する必要があるのですね。

カメラワークの重要性

完成後、過去の受賞作品を見て気づいたのが、カメラの動きの重要性です。今回は主にClaudeやChatGPTに言われるままにプロンプトを入力していましたが、カメラワークは特に学ぶ必要があると感じました。

思えば、昔3DCGを学んだ時もMayaでカメラ設定がありましたね。基本は変わらないんだなと、懐かしく思いました。

ストーリー性のある動画の難しさ

一連のアニメーションでストーリー性のある動画を作るのは、まだ難しいと感じました。特に、お気に入りのキャラクターの顔の輪郭や目の大きさ、各パーツにこだわって作っても、MidjourneyもGen-3もあっさりとそこを変更してきたりして...(笑)

AIの使いどころ

過去の受賞作品を見ていて感じたのは、みなさんAIの使いどころが上手だということ。中には本当にすごすぎて、どこがAIなのかわからないものもありました。みなさんもぜひ見てみてください。

私は制作後に見ましたが、見てから作ったらもっとましなものが作れたかもしれません。良い勉強になりました。

これからの展望と課題

動画生成AIはまだまだ初心者の私。これから試すことは盛りだくさんです。アップデートも頻繁にあるでしょう。正直、ついていけるのか不安もありますが...。

でも、この変化の速さこそが、AIツールの面白さでもあります。常に新しいことを学び、挑戦し続けられる。それって、クリエイターにとってはワクワクすることじゃないでしょうか。

次回予告:総括と今後の展望

次回は、このAI動画コンテスト挑戦を通して学んだこと、そしてこれからの創作活動への展望をお話しします。48歳のおじさんが、AI時代のクリエイティビティについてどう考えているのか。少し哲学的になるかもしれませんが、お付き合いください。

いいなと思ったら応援しよう!