サッカーコーチだけで食べていく-番外編-「Jクラブへの移籍」
お久しぶりの方も、はじめましての方も閲覧していただきありがとうございます。METAFOOTBALLのコーチ部門担当の"LEO"です。
2020年4月からアナリスト部門担当の"Sou"と共同でMETAFOOTBALLという組織を運営しているのと同時に駆け出しながらプロサッカーコーチとして活動しており、そのプロセスを4回に分けてnoteに執筆させていただきました。
そして久しぶりのnote投稿は夜風に当たりながら内容を考えていますが、最大のトピックはタイトルの通りです。
2021年2月から某Jリーグ所属クラブ下部組織のコーチに就任したことをお知らせ致します。
まだ、就任して1ヶ月で右も左もわからない状態ですが、プロサッカーコーチになって1年未満の若造がどうやってJクラブへの移籍に至ったのかをお伝えできればと思っております。拙い文章ですがお付き合いいただければと幸いです。
まず私の経歴ですが、長くなるの割愛します(笑)
もし気になる方がいらっしゃいましたら、昨年に執筆いたしました以下をご覧いただければと思います。
サッカーコーチだけで食べていく①高校時代ー部活動と進路ー
サッカーコーチだけで食べていく②大学時代-どこにでもいる大学生がサッカーコーチに-
サッカーコーチだけで食べていく③大学卒業と進路-サッカーコーチとしての慢心と挫折-
サッカーコーチだけで食べていく④-現在の生活-
番外編の今回は④の後に起こった出来事です。
サッカーコーチを目指している方に少しでもお役に立てたら幸いです。
前所属と関係性
サッカーコーチだけで食べていく④-現在の生活-でお伝えした通りの生活を2021年1月まで送っておりました。もちろん全く不満がないというわけではありませんでしたが、主観的には周りの方々からの信頼をいただき、今シーズンも前所属チームに残留する方向で11月頃まで考えていました。その理由は以下の通りでした。
①先述の通りクラブからの信頼を感じられた
②未曾有の事態で例年通りのシーズンを過ごせなかった
③ ②に伴いコーチの移籍市場の動きが少ないと私自身が考えていた
コロナという全人類が想定できていない自体に陥り、制限がかかる年だったのは皆様同じではないでしょうか?
スポーツ業界、サッカー業界も例外ではなくリーグ戦を行えない、試合を行えたとしても昇格や降格がない年になりました。そのため前所属チームへの心残りや私自身の理由③の予測もあり、チームに残ることを前提に今年はほぼ他のチームに移ることに対してアクションをしていませんでした。
しかし、私なんかの予測が当たるはずもなく、そして人生おもしろいもので(まだまだ若造がこのような口を利いて申し訳ありません)そんな年に限って様々なお話をいただきました。その中でお断りさせていただいたり、されたりしましたが本当にありがたい限りです。ただ2021年の年を明けてもどのチームとも話しはまとまらず、チームに残るものだと自分自身でも思っておりました。そこに残る絶対的な理由はあっても去る絶対的理由はなかったです。そのくらいの関係性は築き上げることができていました。
移籍に至るまでとそれから
そして気になる方も多いと思うどうやってJクラブに移籍することができたか結論を言いたい思います。
「コネです」
残念ですが、これでしかありません(笑)
今、コーチングスタッフとしてJクラブに入るなら○波大学と言われていると思いますが、それもこの差だと思っています。もちろん筑○大卒の方々の仕事ぶりに(全ての方々を見たわけではないですが)疑いの余地はありません。先人の方々の積み重ねが今の"コネ"に繋がっていると思います。
僕自身もサッカー業界にてものすごい業績を積み重ねてきた方にお話をいただいていまの役職に就任致しました。そのお話を少ししたいと思います。
2020年の年末に現所属のクラブがコーチを探していると、お話を伺いました。しかしJクラブに入りたい人はたくさんおり、また私自身よりも選手としてもコーチとしても実績がある方なんていくらでもいらっしゃいます。そして2020年のこの時期はこの手の話に惑わされ、ぎりぎりまで所属クラブが見つからない状況でした(詳しくは以前の①〜④をご覧ください)。また話しだけで終わるだろうと思っていましたが、2021年になってから先方から連絡をいただき、トントン拍子で話が進み2021年2月から現所属のクラブで働くことになりました。その過程には僕を推薦してくださった方がいたり、大した経歴もない若造を信じて下さったクラブがあり、本当に感謝しかありません。そして、先ほど
「残念ですがコネでしかありません」と記載しました。
しかし、高校時代までしか選手経験がないへっぽこがここまで来ることができました。これはJクラブを目指す様々な方にとって「残念」なのでしょうか?
「コネ」と言うと響きがあまり良くないかもしれませんが、私自身の活動が1つ評価された瞬間でもありました。なんてことない学生コーチからはじまり、わずか6年のコーチとしての評価がこの7年目に繋がりました。現代の日本サッカー界における筑波大学(伏字にしていた意味についてのクレームは受け付けておりません)という組織としての信頼は圧倒的だと感じています。しかし個人でも毎年少しの挑戦の繰り返しでコーチを続けることができています。これはもしかしたら私自身が積み上げてきたものかもしれませんとアルコールと自分に少し酔いながらこのnoteを締めたいと思います。
ただ、これでコーチとして限界が見えたわけではありません。より成長を目指しながらコーチ業、このMETAFOOTBALLの運営を進めていきたいと思います。
もし少しでもMETAFOOTBALLに共感、支援いただける方や、直接zoom等で執筆者LEOと1on1でお話したいと思って下さった方は購入いただけたら幸いです。
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