サッカーコーチだけで食べていく③大学卒業と進路-サッカーコーチとしての慢心と挫折-
閲覧いただきありがとうございます。METAFOOTBALLコーチ部門担当のLEOです。アナリスト部門担当SOUとそれぞれのスポーツ現場で活動しつつ、METAFOOTBALLを2020年4月から並行して運営しております。
試合にも出れなかった下手くそがとりあえず(様々な点でまだまだですが、、、笑)サッカーコーチの活動のみで生活できるようになったので、その過程を伝える中でサッカーコーチを目指す方に少しでも役立つ情報があればと思い、執筆させていただきました。
これから4回に分けて以下の内容とちょっとサッカーコーチが役立つかもしれない情報を盛り込んだ記事をアップしていこうと思っていますので、お付き合いしていただければと思います。
①高校時代-部活動と進路-
②大学時代-どこにでもいる大学生がサッカーコーチに-
③大学卒業と進路-サッカーコーチとしての慢心と挫折-
④現在の生活-サッカーコーチだけで食べていく-
③大学卒業と進路-サッカーコーチとしての慢心と挫折-
前回②大学時代-どこにでもいる大学生がサッカーコーチに-にてサッカーコーチへ進んだ経緯などを簡単に書かせていただきました。
そして今回は大学生のメインイベントである就職活動とその後のサッカーコーチ活動についてお話ししていこうと思います。
まず私の中の選択肢は以下の通りでした。
①一般企業への就職
②サッカーコーチとして就職
③大学院への進学
しかし当時、私の基準は「サッカーコーチとして成長したい」ここが一番でした。
①一般企業への就職については"ほぼなにもしていません(笑)"
しかし"ほぼ"に大きな理由があります。
大学3年の終わりにさすがにまずいと感じ、スポーツ系の人材派遣会社へ行き、就職活動というより将来の話を聞いてもらうという感じでした。
そこで「サッカーコーチとして成長したい」「サッカーコーチだけで食べていきたい」という話しをしました。
話しを聞いてくれた方の名前も顔も正直覚えていません(笑)
ただ、経歴は大学サッカーから海外の下部リーグでプロとしてサッカーを行っていた方でした。そこではプロの大変さや機会はありながらサッカーを続けなかった理由などを話してもらいました。その方に話しを聞いてもらって言われた一言は「今は就職しない方がいいんじゃない?」でした。
当時の僕にはなかなか衝撃でした。
僕の周りは当たり前に働き出していたり、就職活動を進めていたなかで異質な言葉だったのです。ただこの言葉で単純ではありますが、一般的な就職活動が始まってもいないのに終了しました。
そうなると選択肢は②サッカーコーチとして就職or③大学院への進学の2択になりました。当時のぼくは可能であれば大学の女子サッカー部を継続して指導したいという思いがありました。
しかし今考えれば、すでに慢心していたと思います。
このとき僕自身のチームでのポジションはかなり確立され、選手からもそこそこ信頼されていたと思います(真実はわかりませんが)。そしてチームをよくできると思いこんでいました。そして2択を決められないまま、あるときふと思いました"チームが良くなっていない"とそして僕自身が"解決する術を持っていない"と。
それを認識してからはすぐ決断しました。
「もっと勉強するしかないと」そのために女子サッカー部の継続と勉強を両立できる③大学院への進学を決めました。
そして今まで通り独学でも歩みを進めればチームは良い方向に向くと信じていました。
結論、次の年である大学院1回生時の結果から言うと可もなく不可もなく
ただ独学での限界が見えたときではありました。そんなときに知っていたらと思う練習への考え方はこちら
・physical
・technique
・tactics
・mental
・social
極力以上の5つの要素が絡むような練習を進め、練習が進むにつれて5つの密度を高くしていく
そして限界なら大学院を修了してサッカーコーチを辞めるという選択肢も出てきたときに某アマチュア最上位リーグのチームのインターン募集の話を聞きました。
「チャンスは今しかない」と思いました。
しかし問題点もありました。
まず大学院2回生が控えていること、そしてなにより大学院とチームの地域が全く違うこと(笑)
ただ直感でチャンスだと思ったのです。"行動"しか選択肢にありません。
このチャンスを逃せばコーチを辞める覚悟で臨みました。
結果、某アマチュア最上位リーグのチームに1シーズンインターンとして行くことが決まり、1シーズンを過ごすことが出来ました。
また同時に、親、大学院の指導教授、大学院の同期に助けてもらいながら大学院も修了することが出来ました。
"行動"することにより助けてもらいながら、二兎追って二兎得ることに成功しました。もちろん一兎も得られなかった可能性もあったと思います。
しかし欲張って"行動"したことによって上には上がいることを思い知らされることが出来ました(笑)
それにより大変ではありますが現在、サッカーコーチとして活動出来ています。
最終回の次回は④現在の生活-サッカーコーチだけで食べていく-次回も是非閲覧していただければと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。