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第3回進捗レポート

事業進捗レポート (2024年9月)

こんにちは!Metachrosysです。
9月も引き続き、デジタルマネキン「Auin」の進化に向けた取り組みを行いました。今月の活動状況とメンタリング内容について報告いたします。

1. 1か月目の制作/取組過程

3Dプリントマネキンの本番向けサンプル作成

今月は、3Dプリントマネキンの中間報告回向けのサンプルを制作しました。作成したサンプルでは、耐久性や見栄えの改善のためにインフィル構造の調整を試みました。

クワイエットラグジュアリーラインのレンダリング

新たなクワイエットラグジュアリーラインのデザインを作成し、画像と動画を制作しました。前回制作したデニムとは違い、控えめかつエレガントな志向でさらにAuinの表現力をアピールできたかと思います。

クワイエットラグジュアリーの演出例
クワイエットラグジュアリーの演出例

Vision Proアプリのサンプル作成

Vision Proアプリの開発では表現方法を再検討し、背景にも3Dモデルを使用する検証を始めました。こちらについては引き続き検証を進めてきます。

2. 制作/取組における課題

3Dプリントマネキン

3Dプリントマネキンにおいては、強度を確保するためのインフィル構造の最適化が課題です。見た目の美しさを保った状態で落下や衝撃に耐えるため、さらにインフィルや表層の構造の検証を続けてきます。

Vision Proアプリ

Vision Proアプリにおいては、背景でリアルタイムに3Dモデルをレンダリングすることによって、より臨場感を持たせられないか検証を続けて行きます。

3. 来月へのアクション

3Dプリントマネキン
1/1スケールでの出力検証をさらに進め、実用性の高いモデルを目指します。

Vision Proアプリ
背景のレンダリングの課題を解決しつつ、中間報告回にむけてアプリのベータ版開発を開発していきます。

4. メンタリング内容

メンターからのアドバイス

今月のメンタリングでは、本プログラムアドバイザーの水野 大二郎様、辻村 和正様より、3Dプリントのエネルギーコストを削減するための出力手法や、再生可能材料を利用した接合部品の3Dプリント化についてのアドバイスをいただきました。
これにより、持続可能な生産の実現に向けた具体的な改善点が見えてきました。

アドバイスを踏まえたアクション

いただいたアドバイスをもとに、来月はマネキンの表層や内部構造の出力技法の再検討を進める予定です。
また、京都国立近代美術館で開催されているLOVEファッション展にも出席し、ディスプレイの表現方法を参考にさせていただこうと考えています。


これからもプロジェクトの成功に向けて一層の努力を重ねてまいります。
引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします!