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「プロフェッショナルの誇りと覚悟」

勝負の世界は過酷である。
それでも、私達が応援する理由とは?

スポーツの世界で、勝敗は結果として重要。しかし、私達サポーターが本当に心を動かされるのは、選手達の努力や情熱、そして最後まで諦めない姿だと思う。

以前、レッドイーグルス北海道は、体調不良等々で人数が通常の約半数で試合に臨み、1日目の試合は大敗。2日目はボロボロになりながらも最後まで諦めずプレーを続け、勝利した試合は今でも忘れられない。

北海道コンサドーレ札幌とレッドイーグルス北海道を応援し続けてきた中で、選手達のひたむきな姿に多くの感動をもらってきた。だからこそ、勝ち負け以上に大切だと感じる「プロフェッショナルの誇りと覚悟」について、思いを綴ってみた。

ファン・サポーターだけでなく、選手やクラブにも想いが届き、少しでも励みになれば嬉しい。

勝負の世界においては勝つ時も負ける時もある。環境や時の運、偶然が重なったり予期せぬことが起きたりすることも少なくない。
ただ、自分が選手達に問いかけたいのは、どんな状況でも「ベストを尽くしたか?」ということ。

たとえば、料理が美味しくない店には、客は二度と来ない。同じように、お金と時間をかけて観戦している人たちに対して、プロとして「最後まで戦い抜く姿勢」を示せているか。そして、それを実現するために「日々成長し続ける努力」をしているか。この問いに、選手自身が常に向き合うことが大切だと思う。

プロフェッショナルとしての価値は、試合の勝敗や上手い下手だけでなく、その自覚や過程にこそ宿っているのではないだろうか。

「ベストを尽くしたか?」その問いの答えを模索しながら、惜しみない努力を続けることで、結果は必ずついてくると信じている。

スポーツ選手の寿命は短い。だからこそ、悔いのないよう、全力で頑張ってほしいと思う。

一方でファン・サポーターはクラブや地域のイメージを形作る大切な存在であることを自覚し、節度ある言動とリスペクトの心を持つことが大切。他チームやそのサポーターにも敬意を示し、互いに気持ちよく応援できる環境を作ることで、良い雰囲気が生まれ、それが選手達の後押しにつながる。

喜びも悲しみも分かち合い、愛するクラブとともに歩んでいこう。

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