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新人王獲りました!!

2024/9/23(月)
第49期、新人王戦決勝。
新人王戦にチャレンジできるのはこれが最後。初めてのタイトル戦決勝で、優勝することができました

©最高位戦日本プロ麻雀協会
最後の配牌オリを終え、一つ息をついた表情。
©最高位戦日本プロ麻雀協会
気が気ではなさすぎて、1pをカメラに映すことなくツモ。

最終半荘は事実上平山プロとの一騎打ち。
トップラスをつけられると自分の負け、という条件下で、道中は平山プロにその条件を満たされ続けていました。
最後の最後で来た愚形3200のリーチ。ツモはほぼ優勝、ロンでも厳しい条件を突きつけられます。
この1pの感触は当分忘れることはありません。

終わってみればダントツのように見えますが、特に最終半荘の成績はこのスコアでは表現することができない辛さでした。
流局に次ぐ流局の連続、自分はほぼ常にノーテンでテンパイ料を払い続け、一度あがったと思えばラスに落とされる展開。本当に苦しくて、途中には
負けそう
ここまでの4半荘のことを考えると、負けるのが申し訳ない
こんな気持ちも少しよぎりました。
でも、自分の条件ははっきりしていて、それは自分を強くさせてくれたラス回避
ラス回避におけるギルティだけは犯してはならない。その気持ちだけは強く持ち続け、なんとか粘りに粘って南3局をこの接戦で迎えられました。

前日の本戦、1人勝ち上がりのトーナメントを劇的な条件で通過。

嬉しくて電車の中で涙を浮かべ、浅草寺への参道では今まで自分を強くしてくれた仲間やお世話になった方々のことを考えてまた涙。
必ずや最初のインタビューでこの思いを伝え、何位であろうと自分が一番内容の良い麻雀を打ち、そして優勝しようと。そう思ってスタジオに入りました。


最初の何巡かは初めて入るスタジオの静寂な雰囲気に飲まれ、緊張で手も震えていました。
ですがこのふらっと打った白ポンの声でいきなり大三元、試合終了しかねないと思った瞬間に、急に麻雀の脳になり入り込むことができました。


涙で目をつむりすぎていていい瞬間をキャプチャできませんでした。終わり。

改めて、お世話になった皆様、支えてくれる方々や私のnoteを読んで下さっている皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

そしていつも私と麻雀の議論をしてくださっている方。私の麻雀にはいつも言語化がありました。その言語化をともにして、強くさせてくださってありがとうございます。
今後も強くなってさらに良い麻雀を見せられるよう、精進してまいります。
今回この牌譜もサークルの後輩に作ってもらい、この記事を作ることが出来ています。環境に感謝です。

反省検討会はまた後程。もうすでに制作中なので、ぜひご覧になってください。いつもの雰囲気のnoteになると思いますが、状況がフラットでない決勝戦の選択なだけに、面白い場面も多かったと思います。
それでは今回のnoteは以上になります!他の記事もぜひご覧になっていただけると、作者の励みになってとても嬉しいです!
何回でも祝われると嬉しいので、沢山お祝いしてください!!!

もし何かためになることがありましたら、サポートして頂けると非常に有難いです!